宜野湾市議会 > 2022-10-14 >
10月14日-04号

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  1. 宜野湾市議会 2022-10-14
    10月14日-04号


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    令和 4年  9月 定例会(第446回)   令和4年第446回宜野湾市議会定例会会議録(第4日目)                       午前10時00分(開議時刻)            令和4年10月14日(金)                       午後3時24分(散会時刻)1.出席議員(26名)     議席番号   氏名    議席番号   氏名       1   呉屋 等     2   棚原 明       3   松田朝仁     4   嶺井拓磨       5   下地 崇     6   プリティ宮城ちえ       7   座間味万佳    8   伊佐文貴       9   平安座武志   10   知念秀明      11   上里広幸    12   宮城 優      13   我如古盛英   14   知名康司      15   石川 慶    16   山城康弘      17   又吉 亮    18   伊佐哲雄      19   宮城政司    20   濱元朝晴      21   宮城 克    22   上地安之      23   伊波一男    24   岸本一徳      25   屋良千枝美   26   桃原 功2.欠席議員(なし)3.説明のために出席した者      職名       氏名     職名       氏名     市長       松川正則   副市長      和田敬悟     教育長      仲村宗男   上下水道局長   島袋清松     総務部長     伊波保勝   企画部長     安藤 陽     基地政策部長   米須良清   福祉推進部長   岡田洋代     健康推進部長   崎間 賢   市民経済部長   国吉孝博     建設部長     石川康成   教育部長     嘉手納貴子     指導部長     又吉直正   消防長      浜川秀雄     選挙管理委員長  喜瀬昭夫4.議会事務局出席者      職名       氏名     職名       氏名     事務局長     川上一徳   次長兼総務課長  仲村厚子     議事担当主幹   平田駒子   議事係長     大城拓也     主任主事     棚原裕貴   主事       伊佐直樹     主事       又吉竜希5.会議に付した事件は議事日程第4号の2及び第4号のとおりである。              議事日程第4号の2         令和4年10月14日(金)午前10時00分開議 日程第1 議案第51号 令和4年度宜野湾市一般会計補正予算(第4号)             (総務常任委員長報告) 日程第2 議案第57号 令和4年度宜野湾都市計画西普天間住宅地区土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)             (経済建設常任委員長報告) 日程第3 倉浜衛生施設組合議会議員の選挙について              議事日程第4号 日程第1 一般質問    (1)知名康司     (2)我如古盛英    (3)石川 慶     (4)宮城 優 ○呉屋等議長 おはようございます。ただいまから第446回宜野湾市議会定例会第4日目の会議を開きます。(開議時刻 午前10時00分) 本日の日程は、お手元に配付してあります議事日程表第4号の2から進めてまいります。 日程第1.議案第51号 令和4年度宜野湾市一般会計補正予算(第4号)を議題といたします。 本件に対する委員長の報告を求めます。総務常任委員長。 ◆石川慶総務常任委員長 皆さん、おはようございます。ただいま議題となりました議案第51号 令和4年度宜野湾市一般会計補正予算(第4号)について、審査の経過及び結果を御報告いたします。 本委員会は、令和4年10月7日から3日間の日程で委員会を開催し、審査に当たっては、総務部次長企画部次長及び関係職員の出席を求め、関係資料を提出させ、説明を聴取して審査を行ってまいりました。 議案の概要につきましては、補正額として16億9,923万7,000円を増額し、予算総額を歳入歳出それぞれ531億4,444万7,000円とする内容でございます。委員会審査におきましては、宜野湾市制施行60周年記念事業に伴う宜野湾市ふるさと応援寄附の返礼品について質疑がなされ、これに対し、天女をモチーフとした宜野湾市オリジナルのハローキティ縫いぐるみを作製し、返礼品に加える予定であるとの答弁がなされております。 さらに、返礼品について市産品にハローキティのイラストを施し、返礼品として提供することは可能かという質疑がなされ、これに対し、担当課にて検討した中で、より多くのふるさと応援寄附を獲得するため、イラストを使用できる期間が今年度末までとなっていることから、期間内に最も効果的な返礼品として他自治体の事例を参考に縫いぐるみを選択したとの答弁がございました。 また、新型コロナウイルスワクチン接種事業費の増額について質疑がなされ、これに対し、当初は国の事業期間に合わせワクチン接種事業は9月末までを予定していたが、オミクロン株に対応したワクチンの接種が追加されたことにより、今年度末まで事業期間が延長になったため、それに伴い、事業費を増額したとの答弁がございました。 以上が議案第51号の主な審査経過であり、慎重に審査した結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定しております。 以上、御報告申し上げて、あとは皆様の御質疑にお答えしたいと思います。 ○呉屋等議長 ただいまの委員長報告に対する質疑を許します。     (「進行」という者あり) ○呉屋等議長 質疑もないようですので、質疑を終わり、併せて委員長報告も終わりたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」という者あり) ○呉屋等議長 御異議ありませんので、さよう決定いたしました。 本件に対する討論を許します。     (「省略」という者あり) ○呉屋等議長 討論もないようですので、討論を終わり、表決に移りたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」という者あり) ○呉屋等議長 御異議ありませんので、さよう決定いたしました。 これより議案第51号を採決いたします。本件に対する委員長の報告は原案可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」という者あり) ○呉屋等議長 御異議ありませんので、本件は原案のとおり可決されました。 日程第2.議案第57号 令和4年度宜野湾都市計画西普天間住宅地区土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。 本件に対する委員長の報告を求めます。経済建設常任委員長。 ◆知名康司経済建設常任委員長 おはようございます。ただいま議題となりました議案第57号 令和4年度宜野湾都市計画西普天間住宅地区土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)について、審査の経過及び結果を御報告いたします。 本委員会は、令和4年10月7日から3日間の日程で委員会を開催し、審査に当たっては、建設部次長をはじめ関係課長及び職員の出席を求め、説明を聴取して審査を行ってまいりました。 本件における主な質疑内容として、西普天間住宅地区土地区画整理事業(補助)の委託料を減額し、工事請負費が増額となった理由について質疑がなされ、これに対し、当初予定されていた工事費からの増額が見込まれており、増額分の工事費を確保するために委託料から組替えを行ったとの答弁がなされ、その工事の内容等についても説明がなされております。 さらに、西普天間住宅地区土地区画整理事業事務運営費(補助)の給料が増額し、その他の扶養手当や住居手当、市町村職員共済組合負担金等が減額となった理由について質疑がなされ、これに対し、定期人事異動により予算の編成時とは職員が代わり、それに伴い家族構成等も変わったため、金額が変動したとの答弁がなされました。 以上が議案第57号の主な審査経過であり、慎重に審査した結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定をいたしております。 以上、御報告申し上げて、あとは皆様の御質疑にお答えしたいと思います。 ○呉屋等議長 ただいまの委員長報告に対する質疑を許します。     (「進行」という者あり) ○呉屋等議長 質疑もないようですので、質疑を終わり、併せて委員長報告も終わりたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」という者あり) ○呉屋等議長 御異議ありませんので、さよう決定いたしました。 本件に対する討論を許します。     (「省略」という者あり) ○呉屋等議長 討論もないようですので、討論を終わり、表決に移りたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」という者あり) ○呉屋等議長 御異議ありませんので、さよう決定いたしました。 これより議案第57号を採決いたします。 本件に対する委員長の報告は原案可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」という者あり) ○呉屋等議長 御異議ありませんので、本件は原案のとおり可決されました。 日程第3.倉浜衛生施設組合議会議員の選挙を行います。 ○呉屋等議長 休憩いたします。(休憩時刻 午前10時09分) ○呉屋等議長 再開いたします。(再開時刻 午前10時09分) 選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定に基づき、指名推選により行いたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」という者あり) ○呉屋等議長 異議なしと認めます。よって、選挙の方法は指名推選によって行うことに決しました。 お諮りいたします。指名の方法については、議長において指名することにしたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」という者あり) ○呉屋等議長 異議なしと認めます。よって、議長において指名することに決しました。 倉浜衛生施設組合議会議員に、棚原明議員又吉亮議員伊佐哲雄議員宮城政司議員を指名いたします。 お諮りいたします。ただいま議長において指名いたしました4名を倉浜衛生施設組合議会議員の当選人と定めることに御異議ありませんか。     (「異議なし」という者あり)
    呉屋等議長 御異議ありませんので、さよう決定いたしました。 ただいまの4名の議員に当選の告知をいたします。ただいま告知されました当選者の当選承諾及び挨拶をお願いいたします。棚原明議員、お願いします。 ◆2番(棚原明議員) 皆さん、おはようございます。絆輝クラブ、棚原明でございます。倉浜衛生施設組合議員に御承認いただきまして、誠にありがとうございます。宜野湾市議会の代表の一人として、ごみ処理、し尿処理の運営状況をしっかりと確認し、様々な問題について全力で取り組んでまいります。どうぞよろしくお願いします。ありがとうございました。 ○呉屋等議長 次に、又吉亮議員、お願いいたします。 ◆17番(又吉亮議員) ただいま倉浜衛生施設組合議会議員に御承認いただきました政進会、又吉亮でございます。ごみ問題、環境問題というものは、地球規模で、そして全人類が取り組まなければならないものだと思っています。そんな中で、2市1町の議会議員としてどういったことができるのか、できること以上を考えて、本気で取り組んでまいりたいと思っております。どうぞよろしくお願いします。ありがとうございます。 ○呉屋等議長 次に、伊佐哲雄議員、挨拶をお願いいたします。 ◆18番(伊佐哲雄議員) 皆様、おはようございます。和みクラブの伊佐哲雄でございます。このたびは御承認をいただきまして、誠にありがとうございます。倉浜衛生施設組合議会を構成する宜野湾市議会から選出された議員として、3Rの推進をはじめ、ごみの適正処理、そして環境への負荷軽減に向けて全力で取組をしてまいりたいと思っております。今後とも皆様方の御指導を賜りますように、よろしくお願いをいたします。ありがとうございました。 ○呉屋等議長 次に、宮城政司議員、お願いいたします。 ◆19番(宮城政司議員) 皆さん、おはようございます。結・市民ネットワーク、宮城政司でございます。ただいま倉浜衛生施設組合議会議員に選出していただき大変ありがとうございます。ごみの話、し尿処理、そして環境問題と様々な課題がありますので、市民の目線になって、そして宜野湾市議会からの代表として選んでいただいていますので、議員の皆様からの御指摘、御鞭撻いただいて、その思いをしっかりと倉浜衛生施設組合議会で頑張って訴えてまいりたいと思います。ぜひこれからも御指導、御鞭撻よろしくお願いします。 ○呉屋等議長 これをもちまして倉浜衛生施設組合議会議員4名の挨拶を終わります。 以上で議事日程表第4号の2は終了しましたので、これより議事は議事日程表第4号により進めてまいります。 日程第1.一般質問を行います。一般質問は時間の制限を行います。質問時間は、答弁を含まないで1人30分以内といたします。14番 知名康司議員の質問を許します。知名康司議員。 ◆14番(知名康司議員) 皆さん、おはようございます。一般質問に入る前に、9月11日に宜野湾市議会議員選挙が行われ、26名の議員が当選を果たされました。私も含まれております。誠におめでとうございます。そして、ありがとうございます。今回の選挙においては、7名のフレッシュな新人議員も誕生いたしました。女性議員も1人から3名になりました。今回、選挙後の初議会ということでございます。新しく議長も呉屋等議員になり、副議長には伊波一男議員も選出されました。また、同時に行われました市長選挙においても、松川正則市長が2期目の当選もされました。おめでたいことがいっぱいでございます。お互いいつまでもフレッシュな気持ちで、我々はリフレッシュな気持ちで、議会として市民の期待に応えてまいりましょう。 それでは、一般質問では、今回ラッキーなことにトップになり、とても光栄なことでうれしい限りです。一般質問、新人議員にとって参考になれるように頑張りますので、今後もよろしくお願いいたします。絆輝クラブ、議席番号は14番、議長のお許しもいただいておりますので、早速始めてまいります。 通告どおり、まず1番の真栄原地区まちづくり整備事業真栄原地内新設道路整備事業の進捗状況についてでございます。ここで言う真栄原地区まちづくり整備事業とは、真栄原2丁目、旧新町の跡地開発の整備事業でございます。前回6月議会での企画部長の答弁の確認をしながら、その後の進捗状況と今後の予定について伺いたいと思います。 令和3年度までに物件調査を終え、用地補償等を行っている。今年度、交流施設の基本設計に着手の予定だとの答弁がございました。現在、その件に関してはどのようになっているのかをお答えください。 あとの質問は自席において進めてまいりますので、よろしくお願いいたします。 ○呉屋等議長 企画部長。 ◎安藤陽企画部長 おはようございます。それでは、知名康司議員の御質問にお答えいたします。真栄原地区まちづくり整備事業の現在の進捗状況でございますけれども、まずは用地買収につきましては、こちら面積ベースで約22.9%、この物件補償に関しましては件数ベースでございますが、こちらは進捗率が44.3%、また真栄原地区全体の事業費ベースといたしましては33%の進捗となってございます。引き続き物件補償や用地買収などの業務を進め、物件補償などの進捗にもよりますが、令和8年度の交流施設完成を目標に進めてまいりたいと考えてございます。 また、仮称ではございますが、真栄原交流拠点施設基本設計のこちらの業務委託の部分でございますけれども、先日9月2日に契約を終えまして、現在、基本設計業務を進めている状況でございます。 ○呉屋等議長 知名康司議員。 ◆14番(知名康司議員) ありがとうございます。真栄原区の旧新町の跡地を(仮称)真栄原交流拠点施設ではありますが、総合保健福祉センターとしての事業を進めているところでございます。順調にいけば、先ほど部長からあったように、令和8年度までには交流施設の完成も目指しているとの答弁もございました。当然地元真栄原区民はもとより、周辺地域、あるいは全体だと宜野湾市民の多くの方が関心を持ち、期待するところが大きい施設でございます。スピード感を持って進めていただきたく、今回も初議会、初質問に取り上げておりますので、御理解いただきたいと思います。 というわけで、早め早めにこの事業を進めていただきたいのですが、もう一つ、安藤部長、御答弁お願いします。進める際には、本当にスピード感を持って進めていただきたいなというのがありますので、御答弁できますか。お願いします。 ○呉屋等議長 企画部長。 ◎安藤陽企画部長 御質問にお答えいたします。議員もおっしゃっていましたけれども、仮称である真栄原交流拠点施設、こちらにつきましては地元住民、また本市といたしましても健康相談センターの設置等を考えてございまして、かなりの地域振興の効果になると思っております。先ほども御答弁申し上げましたけれども、令和8年度に交流拠点施設完成を進めてまいります。ただ、やはり物件補償など丁寧にやっていく必要もあると思いますので、我々としてはこちらの令和8年度に間に合うように全力を尽くしたいというふうに考えております。 ○呉屋等議長 知名康司議員。 ◆14番(知名康司議員) ありがとうございます。続けて、この1番の質問の中に真栄原54号道路整備事業についてでございますが、先ほどの総合保健福祉センターに関する事業の進行にも関連しています。まず、この事業、真栄原54号道路整備事業の現在の進捗状況もお聞きいたします。 ○呉屋等議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 おはようございます。知名康司議員の御質問にお答えいたします。真栄原54号道路整備事業につきましては、令和2年度に実施設計を行い、それに基づき令和3年度から物件調査を行っているところでございます。令和4年度からは物件補償及び用地取得、令和6年度から7年度にかけて工事を行う予定で進めております。現在の進捗状況でございますが、用地取得に関する土地評価算定業務を今年度に終えております。物件調査につきましては、建物11棟中、令和3年度に4棟の調査を完了し、今年度、令和4年度は5棟の調査を進めております。令和3年度調査済みの4棟に関しましては、用地取得も併せて交渉を進めている状況でございます。 ○呉屋等議長 知名康司議員。 ◆14番(知名康司議員) まず、資料で見てみますと、事業のスケジュールがございます。先ほど部長からも答弁ありましたけれども、物件調査をしながら物件補償、あるいは用地取得なども進めているというところでありました。道路の工事が令和6年度より開始だと、令和7年、8年までにはこの事業も完了することが期待できそうです。総合保健福祉センターが完成した暁には、当然交通の利便性からして道路拡張、歩行者の安全性、全て同時進行で推移することを期待いたしますが、さらに部長の答弁をお願いしたいです。よろしくお願いします。 ○呉屋等議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。真栄原54号道路整備事業につきましては、現在のところ、物件調査など予定どおり進んでいるところでございます。市街地での事業の常ではございますが、物件補償や用地取得など交渉が難航する場面も出てくるかもしれませんが、事業期間内完了に向けまして鋭意取り組んでまいりたいと考えております。 ○呉屋等議長 知名康司議員。 ◆14番(知名康司議員) これからもよろしくお願いいたします。4か年という期限もございますので、その間、しっかり頑張っていただきたいと思います。 この件に関しては以上で、次、通告の2番、真栄原から大謝名までの県道34号線の渋滞解消についてでございます。重点施策として、市長の所信表明にもございました。真栄原交差点から大謝名交差点にかけては毎日がもう渋滞、最近では曜日、時間も関係なく車の渋滞が続いております。道路の渋滞によっては、この地域では時間的なロスも当然ありますし、経済的な損失もずっと続いております。面白看板にもございますように、真栄原から大謝名まで歩いて5分、車で15分、前まではありました。ところが、最近では、車でも20分かかることも頻繁にあります。慢性的な渋滞の地域でございます。 そこで、県による渋滞解消策として、令和2年度よりバス停の変更、道路の拡張等の整備、右折帯の設置等、工事をやっていただきました。その結果、バスが停車する際の渋滞の解消はされました。右折での車の流れも含め、多少混み具合は解消に向かっております。その後、工事の進展もありませんし、どうするのかの説明もございません。そこで、市当局として沖縄県に対し、事業としては継続しているのかどうかを伺っていただきたいと思いますが、いかがですか。 ○呉屋等議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。県道34号線の渋滞対策につきましては、令和3年度までに真栄原バス停中大謝名バス停及び第二真栄原バス停におけるバス停車スペースの整備を行っております。沖縄県に確認いたしましたところ、今後も継続して事業を実施する予定であると伺っております。 ○呉屋等議長 知名康司議員。 ◆14番(知名康司議員) 我々最初の段階で、集まりの中で計画もあって、その内容も分かっているつもりでございます。計画の資料によりますと、本来は、先ほどの工事が終了した時点で、次の段階があります。真栄原交番から大謝名パイプライン交差点に向けて、現在の2車線から3車線に変更するという工事を順次行うとの県からの予定がございました。先ほど言ったのは、その予定がどうなっているのか、それとも工事の進まない状態になっておりますので、その工事予定はどうなったのかを確認していただきたいのですが、部長いかがですか。 ○呉屋等議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。県道34号線の渋滞対策につきましては、県が令和元年度に実施しました住民説明会で説明しましたとおり、真栄原交番前からパイプライン交差点までの区間の大謝名向け車線の2車線化や、バス停車スペースがないバス停のスペースの整備等を実施する計画でございます。なお、当該県道の渋滞対策工事につきましては、歩道幅員の縮小が必要であることから、電柱や埋設管等の多くの占用物件の移設が生じるため、占用者との調整に相当の期間を要しておりますが、今後は、まず大謝名交差点付近の改良を行い、その後、2車線化を着手する予定であると伺っております。 ○呉屋等議長 知名康司議員。 ◆14番(知名康司議員) ぜひ市当局からも県に対し、先ほど言った大謝名十字路、この周辺の工事もあります。それを受けて、また先ほど言った真栄原交番から大謝名パイプラインまでの3車線化に向けて、ぜひ推し進めていただきたいということを要望いたします。 続いて、3番の海浜公園のテニスコート予約時間の変更についてでございますが、テニスを愛する市民からの要請がございました。その内容は、予約時間の変更です。今までの経緯を申し上げないと理解しにくいので、その説明からいたします。 海浜公園内には、テニスコートが6面ございます。これまではテニスコートの予約は、毎週、日曜日の午前8時頃に市立体育館内の事務所にて行っておりました。先着順で毎週1回、コートの予約をしておりました。毎週日曜日、直接予約する必要がございましたので、そのことも踏まえ、テニスに関連する市民が、6月には周辺市町村テニスコート予約方法の現状と、宜野湾市の改善案ということで要請も行っております。その結果、こういったアンケート内容の要請です。週1回、1週分の予約から週1回の予約で2週分、例えば今週予約したとしたら、今週の分と次の週の分ということで2回、2週分の予約が可能になりました。それに関しては、もう大変ありがたく感謝を申し上げます。 9月になって予約する人たちへのアンケートを行っております。朝の予約する場合、8時に係が来るのですよ、予約する係が。その中でアンケートを取ってあります。例えば、予約の方法が2週間に1回となりましたが、それについては賛成か反対かで、賛成は10名、反対はゼロです。受付時間が8時45分から13時、午後の1時、13時になったのに対しては賛成はゼロ、反対が10名ということで、理由としては昼13時での受付だと1日の行動が規制される。また、行事等にも出られない。また、遠出ができない等、様々な理由がございます。海浜公園内のテニスコートの予約方法について、今の13時予約受付から8時頃の予約受付に変更できないかを伺いたいと思います。 ○呉屋等議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。議員の御説明のとおり、各施設使用の予約受付は管理事務所にて行っておりますが、受付時間変更の経緯について改めて御説明いたします。変更前までは、日曜日の午前9時から1週間分の予約受付を行っておりましたが、利用者から1週間分を週に1度の予約では来園する負担が大きいため、2週間分を1度で受け付けてほしい旨の要望がございました。御要望を検討し、2週間分の予約受付を行うと件数が多くなり、現在の職員体制では対応ができないため、職員数が多い時間帯の午後1時から2週間分の受付を9月11日から変更し、行っております。変更後に利用者から再度要望があり、日曜日の午後1時では不都合な時間帯のため、以前と同様な午前中に戻してほしい旨の要望がございました。再度検討した結果、以前と同じ午前9時からの予約受付開始では、各施設の利用開始時間と重なり、窓口の混雑が予想されることから、今月30日からは利用者の混雑を避けるため、7時半からの予約受付を開始する予定でございます。なお、このことにつきましては、指定管理者ホームページや窓口への掲載、案内を去る10月5日から周知してございます。今回は、このように進めてまいりますが、今後も利用者様からの御要望などをお聞きしながら、予約の体制について整えてまいりたいと考えております。 ○呉屋等議長 知名康司議員。 ◆14番(知名康司議員) 部長、ありがとうございます。指定管理者はいろいろと職務上の都合とかもございますが、大変努力なさって、7時半でも結構なのです。昼の13時だと、本当に中途半端な時間といいますか、私も係員になってはいましたけれども、まだ朝のほうがいいのですよね、日曜日にした場合。早速の変更というか、対応、大変ありがとうございます。よろしくまたお願いをいたします。 続いて、テニス関連に少しなるのですけれども、最後の4番のしまし公園の壁打ちテニスの整備についてでございますが、まずしまし公園がどこなのかを場所の説明からいたします。中部商業高校が我如古にあって、その国道をちょっと長田向けに行きますと、最初の信号を右に入っていきます。右に入っていったら、志真志団地がありますので、そのまま突き当たり、左に坂を50メートルほど下りたところの右手にしまし公園はございます。隣には、宜野湾給食センターもあります。 そこの公園の奥のほうに、テニスの壁打ち用の壁がございます。現場に行ったときは、ちょうど休日でもあり、公園では子供たちや親子が遊具で遊んでいるところでございました。壁の高さがおよそ5メーターほど、幅が15メーターほどあります。まず、目立つのが壁の落書きです。壁の落書きは、壁いっぱい落書きされております。見栄えが悪いというか、その中にネットらしき絵もありますが、それも見えなくなるぐらいほぼ壁全面が落書きをされております。 実際、壁を使ってテニスボールで壁打ちをしてみたのです。私は上手なほうだと思いますが、そこはコンクリートの床がところどころ古くなって凸凹になっていまして、当然弾みが悪く、イレギュラーにもなりますし、また打ち返しにくくなります。さらに分かったことがございまして、ボールが壁を越えるのです。越えたときに、隣の給食センターのフェンス内に必ず入ります。フェンスがあるのです。裏のほうにフェンスがあって、その間からオーバーしたボールが入ります。オーバーしたら、これはもう確実に入ります。これはいずれも直してほしい箇所になると思って、説明もちょっと長くなりましたが、以上3点の要請になります。 まとめますと、まず1点目に壁の落書きの補修、それと2点目にはコンクリート床の凸凹のこれも補修になると思います。3点目には、ボールが越えても、ネットなどをちょっと設置していただいたら直接中には入らないようになりますから、その3つの要請、お願いをいたしたく質問にも挙げておりますが、部長、御答弁をよろしくお願いいたします。 ○呉屋等議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。当該公園には、バスケットコートと併設されておる宜野湾学校給食センター側にテニスの壁打ちができる、運動施設が備わった街区公園として整備されております。現在は、壁打ちテニスを使用する利用者は減ってはおりますが、壁面については塗装の劣化や落書き等があり、景観上でも好ましくないため、塗装などを行ってまいりたいと考えております。床面につきましては、コンクリートの上にゴムチップで舗装がされており、また給食センター側の壁面上にネット等の設置を行うと多くの費用が必要となるため、利用状況等を確認し、また利用者の御意見等をお聞きし、対応について調査研究してまいりたいと考えております。 ○呉屋等議長 知名康司議員。 ◆14番(知名康司議員) 私の質問は、以上をもちまして終了させていただきます。今後、またみんなで頑張って宜野湾市を盛り上げたいと思います。ありがとうございます。 ○呉屋等議長 以上で14番 知名康司議員の質問を終わります。 ○呉屋等議長 暫時休憩いたします。(休憩時刻 午前10時45分) ○呉屋等議長 再開いたします。(再開時刻 午前10時55分) 休憩前に引き続き一般質問を行います。 13番 我如古盛英議員の質問を許します。我如古盛英議員。 ◆13番(我如古盛英議員) 皆さん、こんにちは。一般質問の初日の2番目の質問となります。13番のじのーんの風立憲・社民の会派の我如古盛英です。4年ぶりにまた質問ができますので、当局の皆様の御答弁に期待をしております。よろしくお願いをいたします。 まず、通告の質問の項目の順を入れ替えて、1の所信表明についての(4)の公共交通機関の空白地域解消についてからお伺いします。その次に、(3)、(1)、(2)で順序を変えて質問をいたしますので、よろしくお願いいたします。 それでは、1、所信表明について、(4)の公共交通機関の空白地域解消についてをお伺いします。所信表明では、公共交通機関の空白地域解消のために、いろいろな運行を目指すとあります。この施策は、去る3月議会の施政方針で示された地域公共交通のマスタープランとなる宜野湾市地域公共交通計画がもう既に策定されて、その計画を基に空白地域の解消をするということの表明なのでしょうか、お答えをお願いいたします。あとは自席より質問いたしますので、よろしくお願いします。 ○呉屋等議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 我如古盛英議員の御質問にお答えいたします。宜野湾市の地域公共交通のマスタープランとなる地域公共交通計画につきましては、今年度から来年度までの2年間で策定してまいりたいと考えております。公共交通空白地域などの公共交通が利用しにくい地域におきましては、多様な移動手段が確保できるような施策につきまして、地域公共交通計画を策定する中で検討してまいります。 ○呉屋等議長 我如古盛英議員。 ◆13番(我如古盛英議員) よろしくお願いいたします。 それでは、細かく刻んでやってあるのですけれども、これから2か年間をかけて計画を立てるということですけれども、まず基礎調査の取組と具体的な実施計画等がどこら辺まで作成されているか答弁いただけるでしょうか。 ○呉屋等議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。地域公共交通計画を2年間で策定するに当たりまして、今年度は基礎調査に取り組んでいるところでございます。主な調査内容は、公共交通に関する現況把握や市民などの意向把握を行い、地域公共交通を取り巻く課題を整理しているところでございます。 ○呉屋等議長 我如古盛英議員。 ◆13番(我如古盛英議員) 基礎調査の段階ということで、市民の意見も聞きながらということですけれども、ということは構想の段階で、まだ具体的な実施計画までは至っていないということで理解していいでしょうか。もしそうであれば、ついでにお聞きしますけれども、財政計画等もその中に入っているのかどうか、答弁を2つお願いしてよろしいでしょうか。 ○呉屋等議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。地域公共交通計画は来年度に策定する予定となっておりますが、来年度の業務におきまして、施策の内容や計画推進の方法等を検討してまいりますので、具体的な計画等につきましては来年度に検討し、取りまとめを行う予定となっております。 また、各施策に係る財政面の検討につきましても、来年度の業務の中で検討してまいりたいと考えております。 ○呉屋等議長 我如古盛英議員。 ◆13番(我如古盛英議員) ただいま来年度には地域公共交通計画が策定されるということですけれども、財政面も今同じように進んでいるということですけれども、その中でやはり市民が気になるのは運賃体系だと思うのです。運賃についても、まだこれから皆さん考えていくということなのですか。 ○呉屋等議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。地域公共交通計画の策定に向けて、今年度の課題の整理を行っております。その中で課題解決となる施策として、何かしらの運行手段を確保する必要があるものと考えておりますが、施策の検討は来年度になりますので、運行手段や運賃体系につきましても来年度に検討してまいりたいと考えております。 ○呉屋等議長 我如古盛英議員。 ◆13番(我如古盛英議員) 本市も高齢化が進み、交通弱者も多い中、やはり市の中心部が軍用地に強制収用されているという状況、そして交通網が本当にいびつになっています。本当に負担が市民にかかっています。また、普通免許証を返上する高齢者も多くなっていますので、各自治会とも一つの大きな課題だと思っています。これまでの答弁で、来年までに宜野湾市の地域公共交通計画が策定されるということですので、これ以上は、その計画の見通しもお聞きできませんので、これでこの件に関しては質問を終了します。 (3)のスケートボード場等の建設推進についてをお伺いいたします。青少年から児童まで取り組みやすいスポーツになっています。スケートボード、市長はいこいの市民パーク以外に具体的な箇所を挙げています。どのような計画で取り組み、その進捗状況は答弁できる段階にあるでしょうか、答弁をお願いします。 ○呉屋等議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。現在は、いこいの市民パーク以外に具体的な箇所といたしましては、宜野湾海浜公園に新たなスポーツ施設として基本構想・計画においてスケートボード場の整備を予定してございますが、具体的な整備の時期等は決まってございません。また、西普天間住宅地区内においては、今年度実施中の公園緑地等基本設計業務において、地域住民等が参加するワークショップを行い、スケートボード場の施設等の意見交換を開催し、進めているところでございます。また、普天間飛行場内の市民広場のスケートボード場整備は、年度内の工事完成予定で進めているところでございます。 ○呉屋等議長 我如古盛英議員。 ◆13番(我如古盛英議員) 分かりました。表明した中で、特に普天間飛行場内の市民広場の件が年内に建設したいということの答弁がございましたので、その件について少しお聞きします。その規模としては、今現在、いこいの市民パーク内にもあるわけですけれども、そこと比較してどんなでしょうか。面積は、形状とかももう既に完成しているでしょうか、よろしく答弁お願いします。 ○呉屋等議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。いこいの市民パーク内にありますスケートボード場施設は、初心者から上級者まで使用できるようにコースレイアウトの設定を行っており、施設面積が1,200平方メートルとなっております。今年度整備の市民広場へ設置する施設の規模は、事業予算を鑑み初心者から中級者を対象としたコースレイアウトを設定し、施設面積が520平方メートルとなり、いこいの市民パーク内の施設よりは小さめの施設でございます。 ○呉屋等議長 我如古盛英議員。 ◆13番(我如古盛英議員) 分かりました。少しいこいの市民パークの施設よりは小さめということですけれども、しかし市民広場は今少年野球とか、野球の練習とかグラウンドゴルフとかいろいろ利用状況が多いですから、本当に使い勝手があると思います。 それでは、計画されている近くに、野球場、ゲートボール場などが現在使用されていますが、その建設に際して現状の変更など、またこれまでの使用に何らかの支障はないでしょうか。このスケートボード場を建設するに当たり、現状の施設に対して何か変更があるかないかお聞きします。 ○呉屋等議長 総務部長。 ◎伊波保勝総務部長 こんにちは。我如古議員の御質問にお答えいたします。まず、現在、計画をしております市民広場内のスケートボード場の位置でございますけれども、野球場とゲートボール場、市民広場トイレとの間の緑地に設置をする計画をしております。御質問にあります野球場とゲートボール場の現状の変更については、今のところ考えておりません。あと、両施設の利用についても支障なく利用できるように、建設の工事については調整もしてまいりたいと考えております。 ○呉屋等議長 我如古盛英議員。 ◆13番(我如古盛英議員) ただいまの部長の説明を聞いて、よく分かりました。ぜひ老いも若きも、やはりスポーツを健康増進のためにやれるような状況をつくっていただきたいと思いますので、そういうふうに支障のないような建設方法で、また、みんなが行き来できるような方法で、交通の便も、通行の便もできるだけ考えていただいて、やっていただきたいと思います。以上で、これに関しては終わります。 次に、では先ほど順を変えましたので、1番の普天間飛行場の固定化を許さず、危険性の除去及び早期閉鎖返還の取組についてお伺いします。本市最大の課題である普天間飛行場の問題は、これまで1996年のSACO合意、2006年の在日米軍の再編協議と2013年の統合計画において、返還期日が示されました。しかし、MV-22オスプレイが2013年8月に強行配備、その前には、また沖縄国際大学に米軍ヘリも墜落しています。世界一危険な基地のまま現存している中で、5年以内の運用停止も2019年2月に、ほごにされた。これで3年がたちます。その本市の最大の課題と強調した3月の施政方針と重要政策に位置づけて取組を強化して推進しますとありますけれども、松川市政になってから日米両政府と県にどのような要請と行動を行ったか、答弁をお願いいたします。 ○呉屋等議長 基地政策部長。 ◎米須良清基地政策部長 こんにちは。我如古盛英議員の御質問にお答えいたします。普天間飛行場の危険性除去や基地負担軽減につきましては、これまであらゆる機会を捉えて普天間飛行場所属機による事故などや、市民から寄せられる苦情の内容、騒音測定結果など客観的なデータもお示ししながら、日米両政府及び米軍に対して早期に実現するよう求めているところでございます。 直近の取組としましては、今年4月に県内要請行動として沖縄県知事、在沖米国総領事に、東京要請行動として内閣総理大臣、内閣官房長官、外務大臣、防衛大臣、内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方対策担当)に対して、普天間飛行場の一日も早い閉鎖・返還と返還までの間の危険性の除去及び基地負担軽減並びに速やかな運用停止の実現などを直接訴えつつ、要請文をそれぞれ手交しております。これを受けて政府からは、基地負担軽減についてしっかりと取り組んでいく旨の回答を得ております。今後も日米両政府及び米軍に対して、あらゆる機会を捉えて普天間飛行場の危険性除去や基地負担軽減について、引き続き強く訴えてまいりたいと考えております。 ○呉屋等議長 我如古盛英議員。 ◆13番(我如古盛英議員) 分かりました。私も今年度途中から議会に参加することになったものですから、そういった市長の行動というのがあまり分からなかったものですから、お聞き直ししました。従来どおりの日米両政府、あるいは東京、あるいは県知事への要請を行っているということですので、聞いて分かりました。 それでは、それについて次の2番目のほうに進んでいきたいと思いますけれども、所信表明の文言に普天間飛行場の固定化を許さず、その危険性を除去するため、基地の運用停止及び一日も早い閉鎖、返還並びに基地負担軽減の実現に向けた取組を強力に推進しますとあります。市長の選挙公約にもありました。移設先の進捗状況に合わせて移駐させるという文言があります。これまで固定化を許さず、あらゆる方策を講ずるということは、私もこれまで皆さんが表明した中で聞いておりますけれども、この文言と一致して進めているということなのでしょうか。ここでもう一つ進めていきますと、これは新基地建設を認めて、名護市の辺野古の県内施設を容認したということで捉えていいかどうかお伺いします。 ○呉屋等議長 基地政策部長。 ◎米須良清基地政策部長 御質問にお答えいたします。現時点においては、国は普天間飛行場の移設先については辺野古が唯一の手段としており、県は、これに代わる方策を示していない段階において、これまでも市議会において市長より、国による移設工事が進められている中、普天間飛行場の危険性除去についてほかに方策がなければ、辺野古移設も容認せざるを得ないとの答弁もさせていただいております。返還合意の原点は、危険性の除去及び基地負担の軽減であり、普天間飛行場の固定化は絶対にあってはならず、普天間飛行場の返還を最優先に取り組み、あらゆる方策を講じ、普天間飛行場の一日も早い閉鎖・返還と速やかな運用停止をはじめとする返還までの間の危険性除去及び基地負担の軽減の確実な実現を求めてまいります。 ○呉屋等議長 我如古盛英議員。 ◆13番(我如古盛英議員) ただいまの部長の答弁の中に、普天間飛行場の件に関しては、この新基地建設をして移設する以外に方策がなければ、県内移設あるいは名護市の辺野古に新しい基地、それを認めるということの発言ですけれども、再度確認しますけれども、今現在、新しい方策というのがない状況で、では私が先ほど言いましたとおり、県内移設をしっかりと容認したという理解でよろしいでしょうか。 ○呉屋等議長 基地政策部長。 ◎米須良清基地政策部長 失礼しました。繰り返しの答弁になりますが、国による移設工事が進められている中、普天間飛行場の危険性除去について、ほかに方策がなければ辺野古移設も容認せざるを得ないと市長が、この間、答弁をさせていただいております。 ○呉屋等議長 我如古盛英議員。 ◆13番(我如古盛英議員) ただいまの件は、事実上の県内移設を認めたということになるわけですので、その中で市長として辺野古の新基地容認を私は今確認したつもりでいます。 それで、県知事選挙で辺野古基地建設反対の玉城デニー知事が再選もされました。そして、票差もほかの2候補よりも多い結果です。そしてこれは、県民の本当に直近の民意を示す結果と思います。また、名護市の動向が分からない状況で、沖縄県民同胞に対してチュイシージーの沖縄の精神はあるのですけれども、そういったものも宜野湾市長が、また基地のたらい回しと取れるような、北部に押しつけるような県内移設というのはいかがなものかなと思うのですけれども、またマスコミによると、各担当大臣にもお会いして、この段階的移設の要請をしたとありますが、要請なされましたでしょうか。またその要請について、どのような相手からどういうものだったのか、答弁をお願いしたいと思います。 ○呉屋等議長 基地政策部長。 ◎米須良清基地政策部長 御質問にお答えいたします。9月15日に岡田内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方対策担当)が、また9月28日に浜田防衛大臣が来庁しました。両大臣に対し、夜間騒音及び外来機の飛来が常態化するなど本市の厳しい状況について説明するとともに、普天間飛行場の固定化は絶対にあってはならず、一日も早い閉鎖返還の実現などを要請しております。負担軽減策について、まずは沖縄防衛局と協議したいとお伝えをしております。両大臣からは、様々な方面で努力したい旨のお話がございました。 ○呉屋等議長 我如古盛英議員。 ◆13番(我如古盛英議員) やはり、先月行われました県知事選挙あるいは宜野湾市長選挙、私たちの選挙であります市議会議員選挙が行われましたけれども、その選挙に対して玉城デニー知事が再選されて、県内移設は沖縄県民の総意として、民意として、これはいけないですよという結果が出たと思うのです。しかし、宜野湾市においては、松川市長が相手候補に大差で当選をされているのですけれども、その点について皆さんは松川市長の政策の、進捗状況に応じて辺野古の今工事中のところに移設される、段階的に移設するということを市民の皆さんが認めたという、了解したということで捉えているのですか、それについてちょっともう一回答弁をお願いします。 ○呉屋等議長 休憩いたします。(休憩時刻 午前11時21分) ○呉屋等議長 再開いたします。(再開時刻 午前11時22分) 市長。 ◎松川正則市長 こんにちは。御答弁申し上げます。今、基地政策部長から答弁をしておりますが、ただいまの件に関しましては、県知事選挙のこと、そして宜野湾市長選挙のことでありますので、私のほうから答弁をいたします。 辺野古容認の話が今ございますが、これまでも私は辺野古の移設につきましては、玉城知事とも直接この4月12日にも、返還合意から26年がたってしまいました。この間、基地の負担、騒音をはじめ危険性の問題、反対だけでは一向に変わっていないと。知事としても方策を考えていただきたいという旨、直接1対1での意見交換もさせていただきました。その際も、辺野古の移設は反対だという一点しかなくて、もう少し政治的にもお互いに譲歩もしながら取り組むべきではないかということも申し上げました。 さらに、辺野古の工事を4年前には止めるという県民に約束でございましたが、工事は既に進んでおりまして、辺野古の面積は約30%、3割が工事が進捗、完了しております。ですから、そのまま工事が進んでいる以上、辺野古の移設は容認をせざるを得ませんよということは申し上げてあります。 選挙の際も私は、これまでの自分の方針は議会でも申し上げていますし、公約の中でも現状では容認せざるを得ないということも申し上げて、宜野湾市民には訴えてまいりました。今回、2期目の当選を市民の皆様からこれだけ多くの支持をいただいたということは、私の政策として受け入れていただいた、理解をいただいたのではないかということで、私としては理解もしております。今後、負担軽減、一日も早い閉鎖返還、これは私だけではなく、やはり宜野湾市議会としても、このことはもっとしっかり一緒になって連携して取り組んでいきたいなという思いでありますので、そのことは答弁の中でも皆様にもお願いをしたいと、議員の皆様とともども普天間飛行場の大きな課題、共に解決をしてまいりたいという思いでありますので、このように答弁をさせていただきます。以上です。 ○呉屋等議長 我如古盛英議員。 ◆13番(我如古盛英議員) 市長御本人から答弁していただいて、ありがとうございます。その結果として、市長がおっしゃっていらっしゃるのは、今回の選挙で選挙公約にも載せてある。そして、その選挙で市民の皆さんが理解をしたということは、それは分かります。しかし、今回の選挙、県知事選挙、そして宜野湾市長選挙、市議会議員選挙、本当に宜野湾市で行われる初めての選挙でございまして、その選挙の性質上、地域性とかいろいろ皆さん、選挙期間の1週間で考えるというのですか、精査をされる、あるいはしっかりとした公約を見て理解しているか、宜野湾市のことに関してばっかり見ているわけではなくして、それからその選挙には県知事選挙のいろんな公報とかもありますので、本当にそれがそのまま取っていけるのかなというふうに私は思います。 そして、今回の1回の選挙で、松川市長が新基地の容認を打ち出して、それが認められたということで進めていくのは、私は疑問があるのではないかなと思います。もう一度、もし本気でこういった形で進めていくということであれば、やはりもう一回、市民に対してどういう方法でもいいですけれども、もう一回宜野湾市の市民の真意をはかってからやるべきだなと思う気持ちでいっぱいです。 それからもう一つは、先ほど県知事に要請したのはお聞きしました。それから、9月15日ですか、あるいは9月28日に両大臣とお話しして、その段階的な移駐について要請をされたということですけれども、その要請についてもう少し踏み込んで内容などについて答弁いただけないかどうかお願いします。 ○呉屋等議長 市長。 ◎松川正則市長 御答弁申し上げます。ただいま議員の御質問ですが、宜野湾市長選挙は、しっかりした宜野湾市長選挙として今回行われております。市民の民意というのを疑ってかかるような今の御質問のように聞こえますが、市民の民意は示されたということで私は理解をしております。改めて、また市民に尋ねてくださいというのは、いかがなものかなと思います。 それと、2点目の岡田大臣、浜田防衛大臣に対しましては、選挙が終わるまで少し遅れて宜野湾市には普天間飛行場の視察には参りましたというおわびもございましたけれども、負担軽減であったり、やはり一日も早い閉鎖返還というのは、これまでも申し上げてきているとおりであります。段階的な移設、そして常駐機の移設ができないかということに関しましては、これはこれからしっかり内容も精査し、どういったことができるのか、市民の負担軽減につながることがどういったことがあるのか、やれるものは何があるのか、そのことは当然職員をしてしっかりまた検討もし、さらには沖縄防衛局ともその辺の調整をした上で上京して、しっかりした正式な要請につなげてまいりたいと、今そういう段階でございます。以上です。 ○呉屋等議長 我如古盛英議員。 ◆13番(我如古盛英議員) その話合いは、会談はしたけれども、実際の要請はこれからと。マスコミの中でも、皆さん、市長のほうはおっしゃっています。年内に正式に要請していくということですけれども、その要請する前の段階で一つだけお聞きしたいのですけれども、その進捗状況を確認するということで市長は今おっしゃっていますけれども、ある程度の進捗状況を今埋立て状況とか、あるいは基地の建設の状況を察してのことだと思うのですけれども、その進捗状況というのは、市長、宜野湾市サイドで確認するのですか、それは国のほうにそういったものを確認して、それを決めていくということですか。 ○呉屋等議長 基地政策部長
    ◎米須良清基地政策部長 御質問にお答えいたします。普天間飛行場代替施設の進捗状況でございますが、防衛省のほうで逐一確認を行っております。 ○呉屋等議長 我如古盛英議員。 ◆13番(我如古盛英議員) この進捗状況に関してなのですけれども、もう一つだけ言いますと、よく今言われています。いろんな話合いの場、協議の場で、超軟弱地盤の工事は難工事が予想されるそうです。その予算も本当に膨大な予算がかかるということで、報道等も出ていましたけれども、段階的に普天間飛行場の米軍の航空機を移設することをもししたとしたら、米軍が本当に約束を守らないで、2か所同時に勝手に使用する危険性とかはないのでしょうか。両方とも本当に欠陥のある普天間飛行場、それからこれから埋立てして造ろうとしているところもまだ途中の飛行場になるわけですので、その航空機を移駐させるということは、本当に米軍が守るかどうかも予想できません。それから、もし両方を使うとなると余計危険性が増してくるわけです、米軍は本当に両方使って訓練をやるはずですから。 それから、宜野湾市長として重要な要請は、本当に松川市長が権限の範囲内、これは名護市に移すということですので、そういった要請する権限もあるのかどうか、その範囲内なのかどうか、それもお聞きしたいと思います。よろしくお願いします。 ○呉屋等議長 基地政策部長。 ◎米須良清基地政策部長 御質問にお答えいたします。普天間飛行場の返還につきましては、日米両政府において協議され、現在の返還合意、代替施設の建設が条件となっているという理解でございます。代替施設の建設が必要ということでございますので、当然普天間飛行場の移設先が必要になってくると理解しており、その移設先については政府の責任において取り組んでいただけるものと認識しております。先ほど申し上げたとおり、あらゆる方策を講じ、普天間飛行場の一日も早い閉鎖返還と速やかな運用停止を最優先に取り組み、返還までの間の危険性除去及び基地負担の軽減の確実な実現について、しっかりと日米両政府や県に求めてまいりたいと考えております。 ○呉屋等議長 我如古盛英議員。 ◆13番(我如古盛英議員) 私の質問に答えられているかどうかというのはちょっと分かりませんけれども、私は今の答弁でも、やっぱり日米両政府に責任があるということでおっしゃっているわけですから、そういった細かい小手先の方法というのでしょうか、そういうことはやらないで、次の件に入りますけれども、本当に運用停止を即時やるような方法で、それから普天間飛行場は県外、国外に移すべきだということで本当は主張していくべきものだとは思いますけれども、皆さんは両政府に、あるいは県に、先ほどの件に関してしっかりと要請していくということですけれども、それでもやっていただきたい。しかし、県内移設を容認して、そういった形で、また同じ県内にそういった危険性を助長させるような移設は、私は市長として本当に宜野湾市民としていかがなものかなと思っております。 次に行きます。普天間飛行場の即時運用停止と県外移設についてをお伺いします。松川市長の提案の名護市辺野古の新基地建設をお認めになって、その進捗状況に合わせて段階的に普天間飛行場の航空機をそこに移設させるのは、ただでさえ県内の米軍施設は全国の70%を超えて、もう何十年たっても70%超えです。沖縄県民が過剰負担をしているということは、もう本当に日本国民も認めているわけですので、こういったことはしっかり即時運用停止をさせて、県外に、国外に移すべき事柄だと思います。 そういうことに関して、先ほどから日米両政府に要請だけしているということですけれども、そういったことも市長はやっていくのでしょうか。段階的に普天間飛行場の航空機を名護市辺野古に移してという提案もしながら、また運用停止とか、私が今現在質問している県外、国外にも移すべきという手法も取っていかれるかどうか答弁をお願いします。 ○呉屋等議長 休憩いたします。(休憩時刻 午前11時38分) ○呉屋等議長 再開いたします。(再開時刻 午前11時38分) 基地政策部長。 ◎米須良清基地政策部長 御質問にお答えいたします。普天間飛行場の被害を一番受けているのは宜野湾市民であり、26年間ずっと我慢を強いられているのも市民であります。平成26年2月に沖縄県知事及び宜野湾市長連名で普天間飛行場の5年以内の運用停止を要請しましたが、平成31年2月に期限を迎え、その実現がかなわなかった中で、速やかな運用停止に向けた期限の設定を国に要請し、その確実な実現に向け普天間飛行場負担軽減推進会議及び同作業部会における協議を重ねてまいりました。引き続き具体的な負担軽減策を実現するために取り組む必要があると考えております。 ○呉屋等議長 我如古盛英議員。 ◆13番(我如古盛英議員) 国との協議はしっかりとやって、負担軽減あるいは沖縄県や、あるいは宜野湾市民が過重な負担を強いられて、宜野湾市の地形、あるいは市民がいびつな状況で70年も暮らしているわけです。そして、空からは、そういった本当に爆音あるいは墜落の危険がないかと不安を持ちながら生活している。そして、次のほかの議員の質問もあると思うのですけれども、PFOSで地下からはそういった有害物質が出てきている。これ以上、本当に宜野湾市民が被害をこうむってはいけないということは、やはり即時運用停止、閉鎖はできるだけ早いほうがいいのですけれども、まずは即時運用停止をして、できれば、できればではないですね。県外、国外に移すべきだと思っています。 それでは、次、2に行きます。米軍機の事故が最近多発しているという報道と、それから最近では欠陥が指摘されていますオスプレイが運行を停止していました。これから事故も多発しているというふうに聞いています。さらに、オスプレイですけれども、危険な低空飛行訓練も予想される中、一日も早い閉鎖返還を訴えることと同時に、即時運用を停止すべきだと思います。普天間飛行場の機能を本当に全部県外に引き受けてほしいというのが沖縄県民の心情だと思いますけれども、これに関してはどういうふうな形で皆さんこれから取り組んでいくのでしょう。 ○呉屋等議長 基地政策部長。 ◎米須良清基地政策部長 御質問にお答えいたします。普天間飛行場の負担軽減の取組といたしまして、KC-130空中給油機全15機の岩国飛行場への移駐、オスプレイの県外への訓練移転などがございます。オスプレイについては、平成25年に配備されて以降、普天間飛行場負担軽減推進会議及び同作業部会において、オスプレイ12機程度の県外拠点への配備などを求めてまいりましたが、実現には至っておりません。本市といたしましては、引き続き政府に対し、普天間飛行場負担軽減推進会議及び同作業部会や要請などの場において、オスプレイ12機程度の県外拠点への配備及び速やかな運用停止を含め、市民が実感できる基地負担軽減に取り組むよう求めてまいります。 ○呉屋等議長 我如古盛英議員。 ◆13番(我如古盛英議員) これまでの皆さんの答弁から、市長が改めて名護市辺野古の県内移設については、もう本当に容認したということがはっきりいたしました。これについて、これから先ほど言いましたとおり、名護市民のこともあります。それから沖縄県民の本当に総意、民意というのもあります。それと、もちろん宜野湾市民の民意も大事ですけれども、それをしっかりと確かめる手法をこれから私も取っていきたいと思いますので、ぜひとも現在の普天間飛行場の航空機の騒音と、それから事故の予防等に関しては、本当に目を光らせて随時抗議あるいは要請等をやっていただきたいと思います。まず、事故が起こらないことが第一ではありますので、ぜひ頑張っていただきたいと思います。 それから、次に行きます。3番の道路行政について質問をいたします。人材育成交流センターめぶき及び男女共同参画支援センターふくふく前の道路の整備について、お伺いします。長田、志真志地域の懸案の一つの道路について、再び質問ができてうれしいですけれども、休んでいた間に進展があるかと思って関心もありました。ほかの議員の質問もあったと聞いていますが、整備についてあれからどのように考えて計画しているか、またこれまでの答弁の内容等、計画等があれば答弁をお願いしたいと思います。 ○呉屋等議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。ふくふく及びめぶき両施設への直接つながる道路がないため、道路整備の必要性は認識しております。新規道路整備事業採択へ向け、関係部署と協議を続けているところでありますが、現在進めています他の道路事業の進捗及び財政状況等を踏まえますと、今のところ採択は厳しい状況でございます。これまでも他の議員様からの御質問がございましたが、同様の答弁となっております。 ○呉屋等議長 我如古盛英議員。 ◆13番(我如古盛英議員) 大分前ですけれども、進み具合がよかったなというときもあったのですけれども、採択できない理由、整備ができない理由はどうなのか、法的な側面があるのか、農道という取決め上、また制度上無理な面があるのか、あるいは本当に財政面だけで優先度が低いのか、これについても採択されない理由というのを答えていただきたいと思います。 ○呉屋等議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。法的な側面があるというわけではございません。繰り返しの答弁になりますが、新規道路整備事業採択へ向け取り組んでいるところではございますが、現在進めている他の道路事業の進捗及び財政状況を踏まえますと、現在のところ採択は厳しい状況でございます。 ○呉屋等議長 我如古盛英議員。 ◆13番(我如古盛英議員) 他の道路整備と比べてということですから、優先度が低くなっているというふうに聞こえるような形もあります。ぜひそういったところを人材育成交流センター、あるいは男女共同参画支援センターふくふくの重要な公共施設ということを認識していただいて、それをまた県の助成等を受けるのでしたら、そういったものを前面に出してしっかりと取り組んでいけたらと思います。 それから、もう一つは、長田1号の高速道路側から、現状ですけれども、進入してくるのは、そうですね、私たちが通ってみて初めての方でも何とか通過できるかなと思いますけれども、志真志バス停より市道長田4号を通り、そのめぶきとふくふくのほうに行こうとすると、なかなか難しい面もあるのではないかなと思いますね、道路も狭いですし、入り組んでいるところもありますので。しかし、案内板、案内図がきっちり最近は設置もされています。 それから、今度、ふくふくのほうで講習会ですか、何かあるということで資料ももらいましたけれども、見取図の作り方も本当にすばらしいと思うのですけれども、どうにかそういったところの間ももう少しきちんと整備してほしいと思うのですけれども、よろしくお願いしたいと思います。 ○呉屋等議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。議員おっしゃるとおり、国道330号志真志バス停から市道長田37号に入り、長田4号を通過するのは、道路が狭隘で、擦れ違いに苦慮していることもあるかと存じます。しかし、周辺の道路網といたしましては、富浜カジマヤー交差点の県道の改良や市道長田1号からの進入が易しいかと思いますので、整備が整うまでの間は、そちらの道路を利用していただきたいと考えております。 ○呉屋等議長 我如古盛英議員。 ◆13番(我如古盛英議員) そういう方法でしか、今はめぶきとふくふくには通り抜けできないと思います。お認めになったとおり、国道330号から入るのは本当につらいですので、このルートの整備はもっと改善するところがあればやっていただきたいと思います。必要なカーブミラーの設置、それから早急にやるのはアスファルト路面の補修等をお願いしたいと思います。これも答弁いただけるでしょうか。 ○呉屋等議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。当該道路は私道でございますが、めぶき、ふくふくの施設への通行もあることから、安全面に配慮してまいりたいと考えております。     (我如古盛英議員「よろしくお願いします」と呼ぶ) ○呉屋等議長 我如古盛英議員。 ◆13番(我如古盛英議員) では、次、市道長田2号、志真志4丁目23番付近のアスファルト補修についてをお伺いします。この道路は、市道長田1号、中部商業高校の前の道路から出入りの多いところで、とても便利な、重要な道路なのです。志真志地域の城山団地の皆さんの生活道路でもあります。近くには公園と宜野湾給食センターもあり、給食の運搬車も利用しております。そのため、道路のアスファルトの傷み具合が年々増しているのかなと思いますけれども、その穴ぼこ状態というのでしょうか、陥没まではいかなくても穴ぼこの状態になっているところは、当局は確認しているかどうかお伺いします。 ○呉屋等議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。市道長田2号のアスファルト舗装については、経年劣化や利用も多いことから、部分的にひび割れや舗装面の損傷があることを確認しております。 ○呉屋等議長 我如古盛英議員。 ◆13番(我如古盛英議員) 私は以前にも同じ箇所を指摘したと思いますけれども、これが長期的に続いていますので、地下には下水道管、あるいは水道管があると思いますが、これらの損傷、腐食などの影響はないのかなというふうな素人の考え方で思うのですけれども、そういった調査もなされているでしょうか。 ○呉屋等議長 上下水道局長。 ◎島袋清松上下水道局長 こんにちは。我如古盛英議員の御質問にお答えいたします。志真志4丁目23番付近の市道長田2号道路内に埋設されております汚水管及び水道管の調査につきましては、先日の12日に担当課において探知機及び音聴棒による漏水調査やマンホールからの目視調査などを行っておりますが、腐食や損傷等の異常は確認されておりませんので、当該地区の汚水管及び水道管は健全な状態であるものと考えております。 ○呉屋等議長 我如古盛英議員。 ◆13番(我如古盛英議員) 調査を一応なされたということですので、よかったです。ならば、やはり早めに穴ぼこ、あるいは陥没しているところの舗装を今回は少し力を入れて、もう少し長年もつような方法で修理、補修をお願いします。 それから、本当に久しぶりの一般質問で、確認するところが多い中、当局の御答弁大変ありがとうございました。これで一般質問を終わります。ありがとうございます。 ○呉屋等議長 以上で13番 我如古盛英議員の質問を終わります。 これにて午前の会議は終わり、午後は1時30分から会議を開きます。その間休憩いたします。(休憩時刻 午前11時55分)              午後の会議 ○呉屋等議長 再開いたします。(再開時刻 午後1時30分) 休憩前に引き続き一般質問を行います。15番 石川慶議員の質問を許します。石川慶議員。 ◆15番(石川慶議員) 皆さん、こんにちは。議席15番、絆輝クラブの石川慶であります。さて、去る9月11日、市議会議員選挙におきましては、無事3期目当選をさせていただき、この議場へ戻ってくることができました。向こう4年間、しっかりと市民の負託に応え、宜野湾市のため、また市民のために頑張っていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。 それでは、議長のお許しも出ておりますので、一般質問を通告のとおり進めさせていただきます。まず初めに、市長の公約と所信表明についてでありますが、西海岸地域都市型観光拠点について、今回の市長選挙期間中において、西海岸地域について経済と観光を都市型リゾートとして明確にして、拠点づくりを進めていくことを松川市長は訴えておりましたが、この取組の周知や市民の理解を深めていただくためにも、今回の所信表明に記載していただきたかったところでございます。 そこでお伺いいたしますが、2期目を迎えるに当たり、西海岸地域における都市型観光拠点の形成に向けた意気込みからお聞きしていきたいと思います。あとは自席より進めていきます。よろしくお願いいたします。 ○呉屋等議長 企画部長。 ◎安藤陽企画部長 こんにちは。よろしくお願いいたします。今回、御指摘のとおり、石川慶議員の御質問にお答えしたいと思います。まず、本市といたしましては、沖縄県が策定いたしました沖縄21世紀ビジョン基本計画及び第4次宜野湾市総合計画に基づきまして、コンベンション・リゾート環境の整備充実への取組として西海岸地域における世界水準の都市型オーシャンフロント・リゾート地の形成に向けて、現在までも様々な取組を進めてきたところでございます。今後も仮設避難港を核とする西海岸地域の開発は、本市の経済と観光を牽引する重要な取組だと考えておりますので、国と沖縄県と連携して取り組んでいきたいというふうに考えております。 ○呉屋等議長 石川慶議員。 ◆15番(石川慶議員) 企画部長、ありがとうございます。市長、ぜひ市長のほうからも都市型観光拠点の形成に向けた取組、公約でも訴えておりましたので、ぜひその意気込みをお聞きしたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○呉屋等議長 市長。 ◎松川正則市長 御答弁申し上げます。ただいま企画部長、理事のほうから答弁させていただきましたが、やはりこの西海岸は宜野湾市にとって観光を含め産業の進展、非常に重要な地区であります。当然世界水準の都市型オーシャンフロント・リゾート地の形成、そのことに取り組んでまいります。そして、所信表明は細かい部分が結構あるのですが、大枠では当然第4次宜野湾市総合計画の中に、このコンベンションリゾート部分はしっかりうたってございますので、基本的にはそのことが総合計画で取り組んでいくということでございますので、御理解をお願いしたいと思います。 ○呉屋等議長 石川慶議員。 ◆15番(石川慶議員) 市長、ありがとうございます。今回、所信表明に記載されていなかったのは残念でありますけれども、今市長のほうからも、しっかり第4次総合計画、そういったところでもうたっておりますので、今後、しっかりと取り組んでいくというふうな意気込みであったということで理解したいと思いますので、しっかり今後も取り組んでいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 では、西海岸地域における都市型観光拠点の形成については、仮設避難港整備、こちらが非常に重要であるというふうに考えております。平成30年10月4日の市長の所信表明におきましても、西海岸地域の開発については西普天間住宅地区との整合性を図りながら推進するとともに、仮設避難港の早期開発に向けた取組を強力に推進するとありました。今回は載っていないですけれども、同じような考えであるということで理解しております。 本員も含め、これまで多くの議員が仮設避難港整備について質問をしてきましたが、西海岸地域の拠点づくりの取組として、現在、国、沖縄県などと協議を進められているのか、また進められているのであれば、その進捗状況をお聞かせください。 ○呉屋等議長 企画部長。 ◎安藤陽企画部長 御質問にお答えいたします。西海岸にございます仮設避難港でありますが、こちらに関しては、現在、国が所有しており、県が管理する行政財産となっております。現段階におきましては、本市と国、県と協議いたしまして、国が民間に市の意向も踏まえながら直接売却を行う地区計画活用型一般競争入札制度を活用したリゾート地を開発する方向性を基本としてございます。今後も、今年度につきましても8月に国、沖縄総合事務局でございますけれども、こちらと沖縄県、本市の3者で仮設避難港の陸域部の活用に向けて、土砂撤去等の課題整理やスケジュール等の調整を行っているところでございます。現在、宜野湾警察署の仮庁舎のほうが建ってございまして、こちらが令和6年度末までの使用予定となっております。その間の開発に関しては、厳しい状況ではございますが、仮設庁舎移転後の令和6年度以降、早期に民間が当該用地を取得し、開発を行えるよう関係機関等との調整を継続して取り組んでまいりたいと考えております。 ○呉屋等議長 石川慶議員。 ◆15番(石川慶議員) 部長、ありがとうございます。今、部長からもありましたけれども、しっかりと県、国とも調整は進んでいるのかなというふうには感じています。ただ、先ほど部長からもありました宜野湾署の仮庁舎、こちら宜野湾署の建て替えに伴い、仮庁舎が現在、こちらたしか令和2年から6年度までだったと思いますが、その期間、本庁舎ができて、またこの仮庁舎が建て壊しとかそういったのもあると思うのですけれども、その期間中もしっかり国、県とは引き続き協議は進めていただきたいと思います。 やはり仮設避難港については、これまで長い年月なかなか進まなかったこともありますので、すぐ4年後、5年後にできるものでもないのかなというふうにも、進捗あるのかなというのも感じますので、現在、宜野湾署の建設後の駐車場、そして今の場所ありますよね、ある程度整備されたところ。例えばそこを前倒しで何かしら宜野湾市としても利活用できないか、そういったものもぜひ御検討していただけたらなと思いますので、ひとつ念頭に置いていただけたらと思います。 次の質問へ行きます。宜野湾マリン支援センターを活用した本市のダイビング等の観光資源の可能性について、御見解をお伺いいたします。 ○呉屋等議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 こんにちは。石川慶議員の御質問にお答えいたします。本市のサンゴ礁を観光資源として活用すべく、ぎのわんマリン協会が事業を展開しております。ぎのわんマリン協会は、コロナ禍の令和2年度に海の環境保全とダイビング等事業者支援を図るため、美ら海クリーン活動支援事業や宜野湾美ら海体験・PR事業を実施したことをきっかけに、令和3年度に設立された団体でございます。本協会は、本市近海にサンゴの植樹の実施や清掃活動などサンゴの保全活動を展開しながら、ダイビングスポットとして観光客を誘致する活動を展開しております。本市としましてもぎのわんマリン協会が実施する当事業に対し、補助金の支出を行うなど連携を図りながら、積極的に支援を行ってまいります。 ○呉屋等議長 石川慶議員。 ◆15番(石川慶議員) 令和2年度には、新型コロナウイルス感染症対策地方創生臨時交付金において、宜野湾美ら海体験やPR事業、そしてまたダイビング受講者及びサンゴの植樹、そういったものも行っていたと記憶しております。こちらの事業は、参加者からも非常に好評であったというふうに伺っております。 先ほどございましたように、令和3年度からはぎのわんマリン協会も設立されておりますし、そこにもしっかりと支援もしていくということで安心いたしました。宜野湾市のこれからの可能性として、本市の西海岸に広がる美しい海、ぜひサンゴ礁も非常にきれいですし、ダイビングなどを通して観光の目玉となって誘客を図り、マリンレジャー振興をしっかり取り組んでいただきたいというふうに考えております。 そこで、また確認させていただきますが、この宜野湾マリン支援センター前、こちらに公園のようなものがありますけれども、恐らく県有地だと思うのですが、その場所の位置づけ、そして目的、管理はどこが行っているのか、御答弁をお願いいたします。 ○呉屋等議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。マリン支援センター道向かいにある緑地帯は、宜野湾漁港内の漁港環境整備施設用地とされており、土地の所有者は沖縄県になりますが、本市が占用許可をいただき、市民経済部産業政策課が所管課となり、管理を行っております。この宜野湾漁港内の緑地帯につきましては、水産庁の補助メニューを活用し、漁業者及び市民の憩いの場とするため、本市において整備を行っております。 ○呉屋等議長 石川慶議員。 ◆15番(石川慶議員) 部長、市のほうで管理はしている。そして、市民の憩いの場としてということであったのですが、ただ私が見受ける限り、こちら非常に草が生え放題であったり、恐らくこれは年2回か3回ぐらいしか草刈り等も行っていないのかなというふうに思うのですが、何か非常にこの空間がもったいないなというふうに感じるわけです。ぜひこちらの有効活用もぜひ検討していただきたいなということで、県ともいろいろ協議できないかなというふうに思っていますけれども、例えば水産物の加工センターであったり、海洋公園、そういった整備をして、しっかり宜野湾市として観光客誘客、そういったものにもつなげていけるのかなというふうに考えますけれども、私が今言った提案等々について御見解をお伺いいたします。 ○呉屋等議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。今現在、この緑地帯ですが、管理につきましては議員おっしゃるように、シルバー人材センターに委託して年3回程度、草刈りとかごみの改修等を行っております。御指摘のように有効活用されていないのではないかというものに関しましては、もう少し活用できるように、まずは土地の所有者が県になりますので、調整は必要になるかとは思いますが、漁業者や浦添宜野湾漁協、それからマリン事業者等から要望や相談があった場合に、活用方法等について検討してまいりたいと考えております。 ○呉屋等議長 石川慶議員。 ◆15番(石川慶議員) 部長、よろしくお願いいたします。現在、浦添北道路、湾岸道路のほうが整備、そして開通され、宜野湾市においても那覇空港から約20~30分の位置づけになっており、観光客にとっても非常にいい場所ではないかなというふうに考えています。宜野湾市には宜野湾マリーナ、コンベンションセンター、マリン支援センター、そしてぎのわんゆいマルシェなどがあり、そこに、今の空間にまた、例えば水産物加工センターであったり、観光公園などを整備することにより、観光客の誘致、そういったものもしっかりできていくのかなというふうにも考えますので、ぜひその辺御検討をお願いいたします。 西海岸の海、皆さんもPR事業とかで御覧になったと思いますけれども、非常に美しい海であります。こちらを西海岸の観光拠点としてしっかりと進めていけるように、ぜひそういった政策も出していただきたいなと思いますので、よろしくお願いいたします。 では、この質問、最後になるのですけれども、今後、西海岸地域の都市型観光拠点を本当に本市が強力に推進していくためにも、担当課、現在、観光スポーツ課になっていると思うのですが、その職員体制、しっかりと増員していく必要があると考えますが、いかがでしょうか。以前の観光農水課から観光スポーツ課となり、業務も多岐にわたっていると本員は思っております。現在の職員体制では、本当に西海岸地域を都市型観光拠点への取組、市として進めていくことができるのか、非常に厳しいのかなというふうにも考えていますが、御見解をお聞かせください。 ○呉屋等議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。本市の観光施策におきまして、西海岸地域を中心としたイベントの実施、誘致、また先ほども答弁いたしましたぎのわんマリン協会との連携、さらには横浜DeNAベイスターズ受入れや、次年度開催されるFIBAバスケットワールドカップの開催支援など取り組むべき事業、課題が多くございます。そのため、観光施策に係る組織体制の強化は必要と考えておりますので、担当部署との連携を図りながら、組織強化に向けて取り組んでまいります。 ○呉屋等議長 石川慶議員。 ◆15番(石川慶議員) 部長、組織強化に向けて取り組むということでありますので、ぜひよろしくお願いいたします。私もちょっと調べましたが、今部長からもありましたけれども、担当課においては、本当に多種多様な業務に関わっております。例えば各種祭り、こちらはごろも祭りや海炎祭などあります。現在、教育委員会から業務が移った事業、例えば小中学校の開放事業、そういったものをこの課でやっております。あと、先ほどありましたけれども、FIBAのバスケットやベイスターズ、いわゆるプロスポーツ関係の業務です。観光振興に関する事項であったりスポーツ振興に関する事項、また今回、我々総務常任委員会のほうでもいろいろ議論になった件があるのですけれども、この観光スポーツ課で観光危機管理計画、そちらも今後つくっていかないといけない、というふうに聞いております。また、マリン支援センターの移譲なども、そういったものもまだありますよね。本当に業務は多岐にわたっているなというふうに感じております。現在の職員体制では、日々の業務をこなすのに本当にあっぷあっぷではないのかなというふうに思っております。 また、私、職員の健康状態等も非常に気になるところでありますので、ぜひそういった中、先ほどから本員も観光振興について議会で取り上げて、力を入れてほしいというふうに提案しているわけで、本当に職員にも何か悪いなという思いもしながら、ぜひ職員体制を増員してしっかりと取り組んでいただきたいなというふうに思っております。 先ほど市長、そして企画部長にも都市型観光拠点の推進、しっかり行ってくださいということで、いい答弁もいただいたと思っていますので、職員体制を強化していただいて、しっかりと進めていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 では、次の質問に移ります。大山地区土地区画整理事業と大山田いも栽培地域の保全、振興について伺います。こちらも市長の所信表明にありましたので、質問を入れさせていただいております。今年度の進捗状況をお聞かせください。 ○呉屋等議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 石川慶議員の御質問にお答えいたします。大山地区土地区画整理事業の今年度の進捗状況といたしましては、令和3年度のまちづくり研究会に主に取り上げられた土地区画整理事業の施行方法や土地利用構想などについて、勉強会のメンバーを地権者から参加を募り、今年度3回程度の勉強会を開催する予定でございますが、初回の勉強会を令和4年7月27日に開催し、第2回の勉強会はワークショップを中心に令和4年9月28日に開催いたしました。年内には3回目の勉強会を開催したいと考えております。 ○呉屋等議長 石川慶議員。 ◆15番(石川慶議員) 部長、ありがとうございます。今年度3回のまちづくり研究会を予定していて、今2回開催している状況であるということです。その内容の中でもワークショップのお話がありましたが、本員もこれまで対面式での開催について、説明という観点ではもちろん必要であると思いますけれども、今までの大山地区のこういった地権者説明会であったり、そういったものを見てきて、対面式だとなかなか言えない人、そういった声も聞こえておりましたので、議会でもぜひワークショップを進めてほしいということで、今回、ワークショップの開催をしたことに対して非常に感謝申し上げます。これまでもいろいろ工夫して座談会、そういったものも行って、どうやったら地権者の皆様が一緒になってまちづくりを進めていけるか、創意工夫していただいていることに心より感謝を申し上げたいと思います。 それでは、今回初めてワークショップ方式で開催をしておりますけれども、このワークショップ方式で開催した当日どうだったのか、率直に部長の御見解をお伺いしたいと思います。 ○呉屋等議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。今年度1回目のまちづくり勉強会では、事務局が、役所側でございますが、説明を行い、質疑応答の時間を設け、閉会の後は座談会で地権者の意見をお聞きしておりました。今回はワークショップを中心に勉強会を進めましたが、グループのメンバー同士意見交換を行い、気軽に意見が述べられるものと認識しております。勉強会の終盤にはグループごとの発表の機会を設けましたが、日常的に必要なクリニックや学習塾、スーパーなどの商業施設、また湧水を利用した公園、田いもや緑地を残してほしいなどの意見がある一方、津波など防災についての意見を述べる方もおられました。そのほか様々な意見が出ましたが、ワークショップの手法は個々の意見を把握するためには、とても有効な手法という印象を受けました。 ○呉屋等議長 石川慶議員。 ◆15番(石川慶議員) 部長、ありがとうございます。私も当日参加させていただきましたけれども、今までの開催とは違って、やはり参加者、いろんな意見が出て、非常にいい雰囲気で開催できたのかなというふうに思っております。 ただ、このワークショップ、やはりいろんな意見が出て、参考になる意見もあるのですけれども、みんなの意見を全て聞ける、そういったものでもないとは思うのですが、また今後、これを集約してどのように報告していくか、それもぜひ工夫してもらいたいなと思うのですけれども、その辺はまた後で提案もさせていただきますが、その前に、そういった今まで行っていた開催状況であったり資料等々ありますよね。そういったものをホームページなどで広く公表できないのかなというふうに本員は思っております。参加していない方や、また市民の皆様にも情報提供していただくことによって、本市が今後、宜野湾市の大山地区土地区画整理事業をしっかり進めていく、そういった周知も必要だと思っています。また、タイミング、場合によっては市報や経済新聞への記載等々も必要なのかなというふうに考えていますけれども、部長の御見解をお聞かせください。 ○呉屋等議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。令和2年度は、地権者や企業アンケート調査後に、大山まちづくりニュースとしてアンケート結果を全地権者へ送付しております。令和3年度におきましてはまちづくり研究会後、その研究会での開催状況や内容を大山まちづくりニュースとして全地権者へ送付し、情報を提供してまいりました。今年度の勉強会におきましては、当日参加できなかったメンバーに対し、勉強会の資料を送付しておりますが、全地権者に対しましては今年度の事業の状況を大山まちづくりニュースとして年度内に送付する予定でございます。ホームページなどの公表につきましては、勉強会実施内容などを踏まえながら情報提供をしてまいりたいと考えております。 ○呉屋等議長 石川慶議員。 ◆15番(石川慶議員) よろしくお願いいたします。ただいま、これまでまちづくり協議会は2回開催し、11月にはまた3回目開催するとのことですが、提案なのですけれども、すぐ3回目にこれをやってということではないのですけれども、今後タイミングを見て、ぜひ各分野の専門家を集め、検討委員会方式、こちらを公開で行う、そういったものを提案させていただきます。具体的な内容としましては、例えば企業誘致の専門家、そして農業分野や多自然の専門家、例えばJAや大学教授、そして防災の専門家、こちらも大学教授等々がいいのかなというふうに思います。また、地権者の代表者や自治会長、そして市の担当部長などで構成し、例えば今回のまちづくり研究会で研究した内容を公開式の委員会で議論していただく。そして、ベター案をしっかり出していただく。これらは全て地権者が見られるように公開で行っていくと。地権者は、そのやり取りを公開で見られる方法ですが、各分野の専門家のやり取りを見て、それにより今回、大山区の区画整理事業に向けたベター案が出ていくのかなというふうに本員は考えます。それがまた、地権者の理解も得られる方法なのかなというふうに考えていますが、今後、どこかのタイミングで、これぜひやっていただきたいと思いますけれども、いかがでしょうか。 ○呉屋等議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。現時点におきましては、土地区画整理事業の施行方法や土地利用について地権者の意向を整理する段階であると認識しておりますので、各分野の専門家の検討委員会の設置につきましては特に考えておりませんが、議員御提案のとおり、必要に応じながら学識経験者、専門家の意見聴取等も含め検討してまいりたいと考えております。御提案ありがとうございます。 ○呉屋等議長 石川慶議員。 ◆15番(石川慶議員) 部長、よろしくお願いいたします。私もこの公開式の検討委員会といいますか、今回初めて提案もさせていただいております。ただ、今までやはり数年、数十年になるかな、この大山地区の土地区画整理事業に関わらせていただきまして、どういったら地権者の理解を得られるのかなというのをいろいろ考えながら、今回、提案もさせていただいておりますので、ぜひ様々な方法あると思いますので、一つの案として調査研究もしていただけたらなというふうに思っております。 いずれにしましても、今後は地権者へ向けてしっかりとまちづくりのコンセプトを示していく必要があると思いますので、それも念頭に、ぜひ3回目のまちづくり研究会も行っていただけたらと思いますので、よろしくお願いいたします。 では次に、大山田いも栽培地域の保全、振興について、こちらも所信表明において明記されておりましたが、当局として具体的な考え方があるのかお聞かせください。 ○呉屋等議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。田いもの保全、振興につきましては、平成30年3月に改定しました宜野湾市大山田いも栽培地区振興基本計画において、保全目標面積を10ヘクタールとしておりますが、直近の地権者アンケートでは、区画整理事業の後も活用の意向がある面積は1.37ヘクタール、30筆となっており、目標面積と大きく乖離しております。また、生産者の高齢化や担い手不足などの課題もあり、目標面積である10ヘクタールの保全に向けては、厳しい状況となっております。 本市としましては、現在、営農されている方への継続的な支援を実施しつつ、可能な限り農地を保全し、市の特産品である田いもを後世に残せるよう、地権者や生産者と意見交換を重ねながら、引き続き検討してまいりたいと考えております。 ○呉屋等議長 石川慶議員。 ◆15番(石川慶議員) 部長、この宜野湾市の大山田いも栽培地区振興基本計画、こちらのほうでは確かに10ヘクタール残していくというような部分もありましたけれども、ただこれから数年たって、現在の意向が1.7ヘクタールぐらいしか残らないようなお話だったのですけれども、この基本計画をつくってから年々、耕作面積どんどん減っていっているのです。その間、要はどういった支援をしてきたのかなというのは、しっかり支援するべきだったのではないかなというふうに僕は考えるわけですけれども、ただ今後、大山地区の区画整理事業、今、まちづくり研究会も始まっていまして、令和6年度の事業化に向けて取り組んでいるというふうに理解していますが、この期間からでもしっかりと取り組んでいただきたいと思っております。 私が以前から提案している、例えば今後のまちづくりや農業公園、そういったものをしっかり整備して、保全を促していくのか、また現在課題となっている新規営農者がいない、新規営農者へのしっかりとした支援、そういったものもこれまで議会で提案をさせていただきました。その後、何かしらの進展があるのか、今後、計画があるのかお聞かせください。 ○呉屋等議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。議員から御提案いただきました農業公園につきましては、農業と緑を身近に感じられるだけではなく、体験農業やレクリエーションを通じた生産者と市民の交流や農業に係る人材育成の場として、都市農業の振興に有効であると認識しております。しかしながら、農業公園については、区画整理事業への影響も大きいため、区画整理事業の進捗の中で担当課と調整を図りながら検討していきたいと考えております。新規就農者への支援につきましては、既存の補助メニューの拡充などによる支援を検討しております。現在営農されている生産者への支援と併せ、引き続き検討してまいりたいと考えております。 ○呉屋等議長 石川慶議員。 ◆15番(石川慶議員) 部長、いずれにしてもずっと検討だけしていたら、先ほどから言っていますけれども、どんどん農家は減っていっているわけです。検討している間に、農家はいなくなる可能性もあります。ぜひここはしっかり市としてどのように支援していくか、どうすれば大山の田いも地域が残っていくか、その辺もしっかりと御検討もしていただきたいと思います。 また、この件、私たちももちろん地元ですので、今後もしっかり訴えさせていただきますので、よろしくお願いいたします。 では、次の質問へ行きます。渋滞緩和への取組として、パイプライン線喜友名・真志喜線の早期整備についてでありますが、所信表明において交通渋滞緩和政策を強力に推進していくとありました。そこで、パイプライン線、喜友名、真志喜へ抜ける建設推進について、具体的な検討がされているのかお伺いいたします。 ○呉屋等議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。真志喜から喜友名へ抜けるパイプライン線の延伸につきましては、沖縄県に確認したところ、整備の可能性について検討を行っていると伺っております。 ○呉屋等議長 石川慶議員。 ◆15番(石川慶議員) では、部長、真志喜から喜友名の道路整備について、県の現在の調査状況、そして内容及びスケジュールについて分かるかお聞かせください。 ○呉屋等議長 建設部長。
    石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。県におかれましては、令和3年度からパイプライン線の延伸の可能性について検討を行っており、令和3年度は想定される複数ルートに対して、令和12年将来交通量推計を実施したと伺っております。今年度も引き続き検討を行うこととしており、令和4年度に国が新たに公表した令和22年の将来推計値に基づき、県は令和22年の将来交通量推計を実施するものと伺っております。 ○呉屋等議長 石川慶議員。 ◆15番(石川慶議員) 部長、ありがとうございます。では、今いろいろ御答弁もいただきましたけれども、県が検討しているルート、その案というものも既に市のほうで分かるのかお聞かせください。 ○呉屋等議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。パイプライン線の延伸につきましては、3案のルートについて検討がなされており、A案は普天間飛行場のフェンス沿いを通り、県道宜野湾北中城線の交差点に接続する案で、B案については現道のパイプラインを通り、普天間3区喜友名線に接続する案、C案につきましては普天間飛行場を通り、普天間3区喜友名線に接続する案となっております。 ○呉屋等議長 石川慶議員。 ◆15番(石川慶議員) 部長、今の3案あるということでしたけれども、僕もこの3案ちょっと見たことないので、ぜひ今度、資料など見せてもらえたら、またいろいろ担当課ともやり取りさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ただ、これまでの喜友名・真志喜線、私が見た資料などからすると、ちょっと気になる点もございます。この喜友名から例えば大山ゲート入り口まで、そちらほとんど物件補償が要らないような地域だと思っております。ただ、大山ゲート入り口から真志喜までは、多くの住宅に影響があると思っております。その近隣の住民からも、今回、市長の政策のビラであったり所信表明、そういったものにも書かれているわけですから、我々が住んでいるところどうなるのと、そういった御意見もあるわけです。この喜友名・真志喜線、本当に進んでいくのか、住んでいる人には非常に気になることだと思っております。渋滞緩和への取組としましては、ぜひ市として進めていただきたいなという思いもありますけれども、しっかりと影響の出てくる地域住民へは説明ができるようにしていただきたいと思いますので、そのようにぜひ進めていただきますようよろしくお願いいたします。 では、次の質問へ行きます。次、2番です。県知事選挙、市長選挙、市議会議員選挙、いわゆるトリプル選挙についてでありますけれども、過去の県知事選挙、市長選挙、市議会議員選挙と比較して、投票者数、投票率とどのように変わったのかお伺いいたします。 ○呉屋等議長 選挙管理委員長。 ◎喜瀬昭夫選挙管理委員長 答弁いたします。令和4年9月11日、沖縄県知事選挙、宜野湾市長選挙、宜野湾市議会議員選挙が執行されました。県知事選挙、宜野湾市長選挙につきましては、前回及び今回ともに投票総数が4万9,000余、投票率が64%前後となっております。宜野湾市議会議員選挙につきましては、前回の投票総数が3万9,791票、投票率が52.82%であったのに対し、今回は投票総数が4万9,248票、投票率は63.47%となっております。そのうち期日前投票が2万4,911票、投票率は32.1%であります。 ○呉屋等議長 石川慶議員。 ◆15番(石川慶議員) 委員長、丁寧な御説明ありがとうございました。遅れましたけれども、本日議会へ御出席、本当にありがとうございます。そのまま質問も続けさせていただきます。 では、宜野湾市で初のトリプル選挙であったわけですが、職員の体制どうだったのか伺います。 また、選挙管理委員会として大変だった点、御見解をお聞かせください。 ○呉屋等議長 選挙管理委員長。 ◎喜瀬昭夫選挙管理委員長 答弁いたします。選挙執行に伴う職員の体制について、選挙管理委員4人、選挙管理委員会事務局職員4人、会計年度任用職員4人のほか、期日前投票所に約80人、当日投票所に約200人、開票所に約250人、延べ530人以上の職員を動員しております。7月の参議院議員選挙の動員数は430人でした。約100名以上の増員で対応しております。そのほか投票所や開票所における立会人として100人近くの方に御協力をいただいております。 次に、初のトリプル選挙で特に大変だったことについて申し上げます。選挙投票者、担当職員のコロナ禍での感染予防対策、ポスター掲示場の規模や投票所及び開票所の規模が多くなるということが挙げられます。市議会議員選挙のポスター掲示場は、長さが約6メートル、県知事選挙、市長選挙、一緒に立てることにより約10メートル規模のポスター掲示場となります。年度当初から市内一円で現場調査を行い、従来の場所を大幅に見直すことになりました。 投票所につきましては、選挙人の方が3つの選挙についてスムーズに投票できるように配慮いたしました。開票所につきましては、開票所の限られたスペースで効率よく開票が行えるように開票事務従事者を配置し、また読取分類機や計数機を最大限に活用いたしました。 ○呉屋等議長 石川慶議員。 ◆15番(石川慶議員) 委員長、ありがとうございます。本当に今回初めてのトリプル選挙で、職員の増員、またコロナ禍でもあると、そういった中で本当に皆さん大変御苦労されたのだろうなということで思っています。本当にお疲れさまでした。 そこで、先ほど少しポスター掲示の件について答弁もありましたので質問させていただきますが、この選挙におけるポスター掲示場の設置について法的根拠を伺います。 ○呉屋等議長 選挙管理委員長。 ◎喜瀬昭夫選挙管理委員長 答弁いたします。選挙におけるポスター掲示場につきましては、公職選挙法及び公職選挙法施行令に規定されております投票区ごとの選挙人名簿登録者数及び面積から算出されたポスター掲示場の数は、119か所となっております。県知事選挙、宜野湾市長選挙と含めると長さがおよそ10メートルで、357か所でありました。 ○呉屋等議長 石川慶議員。 ◆15番(石川慶議員) 委員長、119か所、357か所でしたか、これは恐らく市議会議員選挙全て119か所設置されていないからその数字になっているのかなと思うのですけれども、今回のトリプル選挙については、最終的に県知事選挙、市長選挙については119か所全て設置されていたというふうに聞いております。 しかしながら、市議会議員選挙においては、70か所しか設置できなかったというふうに聞いています。確かに台風の影響とかでそうなったのかなというふうには思いますけれども、ただ我々市議会議員選挙へ立候補した皆さんも119か所選挙ポスター設置ができるということで、119枚のポスターを準備しているわけであります。これが県知事選挙、市長選挙はしっかり119か所設置できて、市議会議員選挙は設置されなかったと、70か所だと。これ選挙の公平性から見て問題ありませんか、御答弁お願いいたします。 ○呉屋等議長 選挙管理委員長。 ◎喜瀬昭夫選挙管理委員長 お答えいたします。御指摘のとおり、市議会議員選挙については、結果的に70か所と、事務局としても大変残念に思っております。選挙運動で候補者のポスター掲示ができる場所は、市町村が設置するポスター掲示場などに限られております。選挙管理委員会は、選挙におけるポスター掲示場の重要性を強く認識しております。市議会議員選挙のポスターは、令和4年8月31日までに全て設置する日程で設置作業が進められておりましたが、御承知のとおり、台風11号が発生し、沖縄本島に接近するとの予報が出ました。選挙管理委員会を急遽招集して対応を検討した結果、まず市民の安全を第一に考えるということで、8月29日の午後から一時撤去に切り替えました。台風が通過した後、9月5日からポスター掲示場の再設置が開始されております。選挙管理委員会としては、全て設置することを求めましたが、設置業者との協議の結果、市議会議員選挙についてはやむを得ない事情ということで70か所の設置が限界であるということになりました。 ○呉屋等議長 石川慶議員。 ◆15番(石川慶議員) 委員長、台風等々の状況があって、市民の安全を一番に考えた。それももちろん理解はできるわけですが、沖縄県はもちろん台風の多い地域であります。想定はできたというふうに思います。これはまた業者の皆さんとも今後課題として、ぜひそのようなことがないようにしっかり取り組んでいただきたいと思います。 先ほど言いましたけれども、119か所、市議会議員に立候補した皆さん、準備しているわけです。残り49枚全て無駄になっているわけです。ぜひその辺しっかり今後の課題として取り組んでいただけたらと思いますので、よろしくお願いいたします。 あと、この看板設置について、今後、苦言としてぜひお聞きしていただきたいのですけれども、この掲示場で、ポスターを設置する場所、そこに樹木が全部生えていて、なぜここに設置されているのかなという場所も何か所かありました。また、車でぱっと通行して、止めないと見られないようなところ、歩いている人が見られないところ、何でこんなところに設置されているのかなという、そういうのもありました。今後、119か所設置する際に、しっかり現場も確認して設置していただきたいと思います。ちょっとずらせばこれ設置できるのではないかなと我々素人目から見ても、そういった場所幾つかありましたので、ぜひその辺の御検討よろしくお願いしたいと思います。 では、次の質問に行きます。候補者への通知について伺います。こちら令和4年9月7日付で、学校や病院等の周辺でのマイクの音量等を落とす通知が選挙管理委員会から我々に届いておりました。しかし、届いたのが9月7日です。金曜日。次の土日からは学校はもうやっていないわけです。そのタイミングで、三日攻防の初日に送られてきている、そういったのがありました。 また、選挙当日の選挙事務所の制限、こちら投票所から200メートル以内の事務所を設置している方への通知でありますけれども、これは投票日の次の日、選挙が終わってから届いていたわけです。ぜひそういったことがないように気をつけていただきたいなと。適切なタイミングで発送することも必要ですけれども、我々立候補届出日にみんな集まってくるわけですよね、こちらのほうに。その際に、通知文渡せば済むことだと思いますので、ぜひこの辺、今後気をつけていただきたいと思いますけれども、委員長の御見解をお願いいたします。 ○呉屋等議長 選挙管理委員長。 ◎喜瀬昭夫選挙管理委員長 答弁申し上げます。選挙管理委員会からは、令和4年9月7日付で選挙運動のための連呼行為、違法文書等について及び選挙当日の選挙事務所の制限についてという文書を出しました。候補者説明会の配布資料にもあるとおりの内容ですが、選挙運動のための連呼行為をする場合、学校や病院等の周辺においてはマイクの音量を落とすなどの静穏の保持をしなければならないことや、投票日当日において投票所から300メートル以内に設置した選挙事務所は閉鎖することを知らせております。御指摘のとおり、時が過ぎて通知があったということでありますので、今後はより適切なタイミングを見て通知をしたいと思います。 ○呉屋等議長 石川慶議員。 ◆15番(石川慶議員) 委員長、御答弁ありがとうございました。いろいろと苦言のほうもさせていただきましたけれども、ぜひ今後、公平公正な選挙に取り組むよう、また引き続き頑張っていただきたいと思います。委員長、本日は忙しい中、本当に議会への御出席ありがとうございました。この件は以上で終わらせていただきます。 次の質問ですが、ぎのわん元気再生!クーポン&キャッシュレス推進事業について進捗をお伺いいたします。御答弁よろしくお願いいたします。 ○呉屋等議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。クーポン&キャッシュレス推進事業のうち、クーポン券の配布状況について答弁申し上げます。クーポン券の配布状況でございますが、まず配布対象世帯につきましては、令和4年6月1日を基準日として設定しており、対象世帯数は4万6,607世帯で、対象市民は10万169人となっております。配布方法としましては、配達記録が残るゆうパケットを利用しており、各御家庭の郵便ポストへの投函となっております。また、配達期間は8月3日から開始し、9月28日に終えております。 ○呉屋等議長 石川慶議員。 ◆15番(石川慶議員) 部長、当該事業におきましては、市民の生活を支援するそういった観点、地域経済低迷緩和を図ること、そういったことで私のほうも市民の皆様から大変喜ばれている事業だというふうに聞いております。ただし、9月28日に全て送付終わっているということですので質問しますが、気になる点もございます。このクーポン券の配布方法について、先ほど郵送と言っていましたよね。そして、郵便ポストに投函していると。これちょっと気になるのが、このクーポン券というのは私お金だと思っているのです。これをポストにただ投函する、これは本当に大丈夫なのかなと。全て配り終わっているから言うのですけれども、これそういった市民がいないと信じたいのですけれども、例えば盗ろうと思ったら盗れるのではないかなと。そして、集合ポストとかもありますよね。恐らくそういったところも同じように配布しているのですけれども、そういったことはないですか。非常に気になる点なのですが、今後こういう事業があった場合、また同じようなやり方をするのか、その辺ぜひお聞かせください。 ○呉屋等議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。今回の事業を実施するに当たり、議員おっしゃるように市民にクーポン券を確実に届ける方法については、我々もとても気にしたところでございます。それに向けていろいろ検討してまいりました。受取人を記名する簡易書留の方法も検討いたしましたが、郵便局より簡易書留ですと配達期間が3か月以上かかるとの報告もあり、ゆうパケットよりもさらに長くなることが予想されました。また、簡易書留は対面による配達のため、在宅時間と配達時間が合わないことにより、受け取りがしにくくなるため、配達できない御家庭が多くなることも考えられたことから、早期により多くの市民にお届けできる方法を考慮し、簡易書留ではなく、ゆうパケットによる配達方法を選択いたしました。盗難リスクの低減策としましては、昨年度同様に郵便局の御協力でドアポケットのあるお宅へはドアポケット投函を行っていただいております。 ○呉屋等議長 石川慶議員。 ◆15番(石川慶議員) 部長、ありがとうございます。先ほど、私、集合ポストと言ったのですけれども、そういったところはドアポケットがあるところには、ドアポケットに入れているということですね。ただ、いずれにしても私が言ったような懸念、そういったものはあると思いますので、今後、こういった事業があるのかどうかは分かりませんけれども、ぜひまたさらなる工夫をして、しっかりこれ現金と同じようだと思っていますので、取り組んでいただきたいと思います。 では、このクーポン券の協力をしていただいた事業所、そういったところの引き換えはどのように行っているのかお聞かせください。 ○呉屋等議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。クーポン券の換金につきましては、事業者取扱店舗の負担軽減のため、可能な限り換金受付から入金までの期間を短く行うことを考慮し、毎日換金受付ができるよう窓口を設置する方法としました。受付窓口は本庁舎1階ロビーに、ぎのわんだふる事務局としてコーナーを設置し、平日、毎日朝10時から午後4時まで対応しております。市役所まで換金手続に来ることが困難である場合は、事務局へお問合せいただき、相談していただきたいと考えております。市役所まで手続に来ることが不便であるという御意見については、こういった声がありましたら、今後、参考にさせていただきたいと考えております。 ○呉屋等議長 石川慶議員。 ◆15番(石川慶議員) 部長、よろしくお願いいたします。私、提言しようと思っていたことを部長が今、全部答えてくれたので、そのような相談ありました。10時から4時という時間もどうなのかと。それもしっかりと担当課で連絡があれば、相談にも乗っていただくと。やはり協力している事業所ですから、今後何かしらまた協力依頼、いろんな面であると思いますので、宜野湾市、しっかりこれに対応してくれると、また協力していきたいと、そう思えるような取組をぜひ続けていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 では、最後の質問です。大山小学校体育館雨漏りの対応について、去る3月議会においても私も一般質問させていただきました。大山小学校体育館雨漏りについては、天井に雨漏り箇所が現在10か所以上あるというふうに聞いています。体育の授業やクラブ活動、また体育館での行事や集会、そういったものにも影響が出ているというふうに聞いております。本員といたしましては、3月議会において、今後しっかりと政策事業として対応していただくよう御提案させていただきましたが、その後どのような御検討がされたのかお聞かせください。 ○呉屋等議長 教育部長。 ◎嘉手納貴子教育部長 石川慶議員の御質問にお答えいたします。これまでも議員より御質問や御指摘、また御提言をいただき、大山小学校体育館雨漏りの対策を検討してまいりました。教育委員会では、令和3年に宜野湾市教育施設等長寿命化計画を策定しており、その中で学校施設を対象に現地調査等を踏まえた現状の評価を行っております。平成5年に改築された大山小学校体育館につきましては、約30年が経過しております。目視による屋根、屋上、外壁について評価しており、その結果、屋根鋼板の一部にさびがあるなど部分的に劣化があることを把握してございます。教育委員会としましては、同計画に基づき体育館の屋根及び校舎、屋根の防水層の全面的な改修、躯体の長寿命化を目的とした外壁改修、建築設備も含めた工事を実施していくため、関係部署と調整を図っているところでございます。 ○呉屋等議長 石川慶議員。 ◆15番(石川慶議員) では、現在、雨漏りがあるわけですが、生徒の学習カリキュラム、そういったものへの影響が出ていないか、またクラブ活動への影響が出ていないか、御答弁お願いいたします。 ○呉屋等議長 教育部長。 ◎嘉手納貴子教育部長 御質問にお答えいたします。学校からは台風や大雨が続きますと、やはり雨漏りが多くなり、体育の授業やクラブ活動、また体育館での行事や集会等を行う際にも影響が出てきているとの報告を受けております。本格的な工事を実施する間は学校に御不便をおかけしますが、簡易的な修繕で対応してまいりたいと考えております。 ○呉屋等議長 石川慶議員。 ◆15番(石川慶議員) 部長、本格的な工事、それができるまでは、しっかりと簡易的な部分でもいいですから、生徒たちに影響が出ないように取り組んでいただきたいと思います。先ほど関係部署とも調整中ということでありましたけれども、それらの関係部署の皆さんもしっかり体育館改修を進められるようにぜひお願いしたい思います。やはり子供たちの安心安全が一番ですので、また授業やクラブ活動への影響、そういったものが今この時代で学校に通っている子供たち、卒業してから直すとかではなく、しっかりと早め早めに対応できるようにお願いしたいと思います。 以上で私の一般質問を終わりにさせていただきます。ありがとうございました。 ○呉屋等議長 以上で15番 石川慶議員の質問を終わります。 ○呉屋等議長 暫時休憩いたします。(休憩時刻 午後2時33分) ○呉屋等議長 再開いたします。(再開時刻 午後2時44分) 休憩前に引き続き一般質問を行います。12番 宮城優議員の質問を許します。宮城優議員。 ◆12番(宮城優議員) 皆さん、こんにちは。日本共産党、2人会派のマブイの宮城優といいます。よろしくお願いします。9月11日の投開票で初当選させていただきました。新人であります。もう毎日が緊張しっ放しで、今日もすごく上がっております。このまま一般質問に入らせていただきます。 大きく分けて3つありまして、1が出身地であります大山田いも畑栽培地域、通称大山ターブックヮの保全、振興についてであります。そこは先ほど答弁していただいた石川慶議員と若干かぶるところもあるとは思いますが、重複する答弁もあると思います。そこもよろしくお願いします。 2に市道真志喜69号とパイプラインの交差点の交通渋滞及び安全対策について、3に市民駐車場の運営についてお伺いしたいと思います。 では、自席に戻ってまた質問させていただきます。 ○呉屋等議長 休憩いたします。(休憩時刻 午後2時46分) ○呉屋等議長 再開いたします。(再開時刻 午後2時47分) 宮城優議員。 ◆12番(宮城優議員) すみません。大山の田いもの保全、振興についての現在までの経過を質問いたします。 あとは自席で質問させていただきます。よろしくお願いします。 ○呉屋等議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 宮城優議員の御質問にお答えいたします。まず、1番目の質問でございますが、田いもの栽培状況ではございません。区画整理の状況でよろしいでしょうか。     (宮城 優議員「はい」と呼ぶ) ◎石川康成建設部長 大山地区土地区画整理事業の今年度の取組状況といたしましては、令和3年度のまちづくり研究会に主に取り上げられた土地区画整理事業の施行方法や土地利用構想などについて勉強会のメンバーを地権者から募り、今年度3回程度の勉強会を開催する予定でございますが、初回の勉強会を7月27日に開催、第2回目の勉強会はワークショップを中心に9月28日に開催いたしました。年内には3回目の勉強会を開催したいと考えております。 ○呉屋等議長 宮城優議員。 ◆12番(宮城優議員) ありがとうございます。この勉強会なのですが、私も親族が地権者であり、私が代理として、ほぼ出席しています。その中で、石川慶議員からもあったとおり、今までは対面形式の説明会なり勉強会だったのですけれども、やっぱりそうなると地権者側というのですか、そこら辺がマイクを握る人が大体同じ人ということで、一進一退を続けていたと自分は体感しているのですけれども、今回のワークショップ形式ですけれども、これは地権者同士が集まって思いを秘めていることが全部出てきたというか、僕はそういうふうに感じたのですけれども、例えば今、自分は地権者なのですけれども、兄弟で相続して、各兄弟もうちゃんと家は持っているから、そこは借りる人がいるのだったら貸したいとか、あとは湧水を活用した自然と融合したまちとか、あとはIT産業を呼んで、この水で癒やされるようなまちづくりというのと、あとは大型ショッピングセンターは近隣にあるということで、ここには大型ショッピングセンターは要らないよねと。なので、小さな商業店舗とか住宅にして、オーガニックタウンみたいな、そういう話もいろいろ出てくるのです。 なのですが、令和2年度の9月のデータを見ますと、地権者が419人いるのですね、2年前ですけれども。今回参加したのは17名程度なのです。なので、もっと多くの地権者が参加してくれるような仕組みづくりは考えられませんか。 ○呉屋等議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。前年度につきましては、全地権者を対象に研究会を行いましたが、今年度の勉強会につきましては、土地区画整理事業の施行方法や土地利用などより深く掘り下げた議論ができるよう、参加者を募り進めているところでございます。しかしながら、田いも保全などの課題もございますので、田いも生産者など農業を営んでいる方の御意向や既成市街地の方々の御意向もお聞きしたいと考えております。また、現在実施しております勉強会の報告も兼ね、今後多くの地権者が参加し、気軽に意見が述べられるような説明会などを計画してまいりたいと考えております。 ○呉屋等議長 宮城優議員。 ◆12番(宮城優議員) そうですね。やっぱり参加しやすいというのが大事かなと思います。今回のワークショップで新しいところでいいますと、ディベロッパーというのですか、企業が、この場所だったら、こういうふうに設計したらいいのではないのかなというような、企業からの意見も3社ありました。そのうちの2社が、農業を取り込んだまちづくりもいけるのではないかというような提案もあったので、それから部外者というわけではないですけれども、こういうような設計できるような企業も呼び込むとかというのはどうですか。 ○呉屋等議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。ただいまの御意見も踏まえながら、勉強会などで検討してまいりたいと考えております。 ○呉屋等議長 休憩いたします。(休憩時刻 午後2時55分) ○呉屋等議長 再開いたします。(再開時刻 午後2時55分) 宮城優議員。 ◆12番(宮城優議員) ありがとうございます。ますますのそういう勉強会を重ねていってもらいたいと思います。 3番目に、区画整理事業の中で田いもの保全面積についてのこれまでのアンケートが実施されていると思いますが、年々生産者が減ってきているというのも現実としてあります。これは後継者不足がかなり影響していると思うのですけれども、もう一つの側面として、これもあまり知られていないと思いますが、15年ぐらい前に大山のターブックヮで田いもがずっと生産されてきたという経緯があるのですけれども、連作障害というのが出たのです。この連作障害というのは、同じ土壌に同じ作物をずっと植えては収穫、植えては収穫、この連続することを連作障害というのですけれども、その連作障害から出たのが軟腐病という、漢字で書くと軟らかくて腐るというふうに書くのですけれども、これは根菜類に多い病原菌というか病気なのですけれども、これが大山のターブックヮでばっと広がったのです。 田いもというのは、植付けしてから収穫するまでが10か月以上かかるのです。土の中に入っているということで、表では分からないのです。収穫してみると、芋がついていない。軟らかくなって、ソフトクリーム状になって、芋の形態をしていないので、販売とかというのはできないというのが2~3年続いて、そこから生産者が、10か月以上かかる作物なので、難儀と当たらんということで離れていったという側面と、その軟腐病に対しての対策を県や市、あとJA等も防除対策に入ったのですが、効果がそんなになかったということで、農業離れにつながって、後継者も育たなかったということなのですが、市としては田いもの保全と振興について、また同じ質問かもしれませんが、どのように考えていますか。 ○呉屋等議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 宮城優議員の御質問にお答えいたします。大山田いも栽培地域の保全につきましては、区画整理事業の中で行われた地権者アンケートやワークショップなどの場で御意見や御要望をいただいているところでございますが、直近の地権者アンケートの結果では、農地として活用の意向がある面積は1.37ヘクタールとなっております。加えて議員おっしゃるように、生産者の高齢化や担い手不足などの課題も深刻化してきており、平成30年3月に改定しました宜野湾市大山田いも栽培地区振興基本計画における保全目標面積である10ヘクタールの保全は、厳しい状況となっております。 本市としましては、現在、営農されている方への継続的な支援を実施しつつ、可能な限り農地を保全し、市の特産品である田いもを後世に残せるよう、地権者や生産者と意見交換を重ねながら、引き続き検討してまいりたいと考えております。 ○呉屋等議長 宮城優議員。 ◆12番(宮城優議員) ありがとうございます。おっしゃるとおり、年々生産者も減り、相続というのですか、それでまた地権者が増えていって、まとまりづらくなっていくのかなという、自分も危機感を感じているのですが、残っているメンバーで法人化をして盛り上げていこうという案も出たのです。みんなで一緒に生産して、会社として運営していく。そうすると、若い人も入ってくるのではないかとか、そういう意見も出たのですが、2016年1月に皆さん御存じのとおり、北谷浄水場からの生活用水からPFOS等の有機フッ素化合物が検出されました。その5か月後に、大山の自慢である湧水の中から高濃度なPFOS等の有機フッ素化合物が混入しているということがメディアのほうで報じられて、ではこの大山のターブックヮに流れてくる水のイメージが相当悪くなったのです。なので、この大山でターブックヮで生産している農産物には影響がないのか、そこは何か資料ありませんか。 ○呉屋等議長 休憩いたします。(休憩時刻 午後3時03分) ○呉屋等議長 再開いたします。(再開時刻 午後3時03分) 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。ただいまの質問は、大きな2番の湧水におけるPFASの影響についてという部分のPFAS等により田いもや農作物への影響はないのかという質問と理解してお答えいたします。 平成28年度に沖縄県が実施した調査では、本市農作物から有機フッ素化合物等は検出されておらず、農作物への影響はないことが確認されております。また、令和元年度に京都大学の研究者が田いもの調査を行っておりますが、その調査結果から食べても健康リスクは十分低く、田いもは食品として安全と考えられるとの見解が示されております。このことから本市農作物の安全性は確認されていると認識しております。 ○呉屋等議長 宮城優議員。 ◆12番(宮城優議員) ありがとうございます。影響がないというふうに解釈していいということですね。ありがとうございます。 では、今度の11月19日から20日まで、宜野湾市産業まつりがあると思います。そこには、大山田いも部会から大山の自慢の田いもを持っていって販売すると思います。12月26日以降からは、正月用の田いもの収穫としてみんな忙しくなると思います。年明けての2月6日は、宜野湾市の制定しているターウムの日というのがありますよね。そのどこかのタイミングで、田いもに関する安心安全宣言みたいのは出せませんか。 ○呉屋等議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。先ほど答弁申し上げましたように、平成28年度の沖縄県の調査では、農作物への影響はないことが確認されている。それから、令和元年度の京都大学の調査でも、食べても健康リスクは十分低く、田いもは食品として安全と考えられるとの見解が示されているというのは、先ほど答弁申し上げたところでございます。今後、消費者の不安を払拭するためにということで安全宣言等につきましては、現在、風評被害の懸念等もあるため、まずは県の調査結果を注視し、状況に応じて生産者や関係団体の皆様と協議をしながら検討していきたいと考えております。 ○呉屋等議長 宮城優議員。 ◆12番(宮城優議員) ありがとうございます。そういう宣言等が出ると、生産者もまたモチベーションが上がっていくと思いますので、また法人化等の話も出てくるのではないかなと思いますので、ぜひ前向きに検討のほうをよろしくお願いします。 それと関連してですが、北谷浄水場はPFOS等の有機フッ素化合物の対策はしているではないですか、基準値以下に下げるために。市長の所信表明、8ページのほうで、PFOS等有機フッ素化合物を含む湧水群のうち、市民が水と触れ合う公園、せせらぎ等へ除去装置を設置し、市民の不安解消に努めますとあります。この除去装置がどういう装置なのかは別として、大山の湧水に対しては何か対策等は考えていますか。 ○呉屋等議長 休憩いたします。(休憩時刻 午後3時09分) ○呉屋等議長 再開いたします。(再開時刻 午後3時10分) 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。原因の特定について、県と協力してできる部分ということに関して答弁申し上げます。県が実施しております有機フッ素化合物環境中残留実態調査において、現時点ではまだ発生源の特定、絞込みには至っていない状況でございます。そのような中、県は従来の湧水でのモニタリング調査に加え、令和3年度より専門家会議を設置し、普天間飛行場周辺の汚染源特定に向けさらなる調査、検討を進めているところと承知をしております。本市としましても市民の不安払拭のためにも、県が実施する汚染源特定への取組を注視し、協力を行っていきたいと考えております。 ○呉屋等議長 宮城優議員。 ◆12番(宮城優議員) ありがとうございます。注視するということは、積極的に関わるということではないわけですか。 ○呉屋等議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。県が湧水の調査等を行っているのは、本市だけではなくて、他の市町村等もございます。本市で調査する場合も民有地とかの場合もございますので、そのときにはちゃんと県が調査をできるようにということで、その地権者に対して理解をいただくよう仲立をしたりとか、そういった面でいろいろ協力できるものは協力していきたいと考えております。 ○呉屋等議長 宮城優議員。 ◆12番(宮城優議員) ありがとうございます。積極的に関わってもらって、その原因特定、そこも力を入れてやってもらいたいと思います。というのも除去装置というのは対処法であって、根本的な原因は断てないとも思うので、その元凶を特定して止めるというところまで頑張ってもらいたいと思います。よろしくお願いします。 続きまして、市道真志喜69号とパイプライン交差点の交通渋滞及び安全対策についてお伺いしたいと思います。この小さな十字路なのですけれども、上大謝名のほうから流れてくる、特に夕方のラッシュ時ですか、この交差点で右折車両が1台いますと、後ろがずっと並んで渋滞になってしまうと。あと、最悪なことに信号が変わる寸前に1台、この右折車両が抜けられるとかということが多々起こって、2台目が交差点の中に強引に入ってくるというケースが多々ありますので、そこの安全対策とか取組とかというのは何かありませんか。 ○呉屋等議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。市道真志喜69号とパイプラインの交差点には信号機が設置されておりますが、右折車がいると直進車が進むことができずに渋滞を起こしている状況を確認しております。渋滞解消の対策につきましては、今後、関係機関と調整し、検討してまいりたいと考えております。 ○呉屋等議長 宮城優議員。 ◆12番(宮城優議員) ありがとうございます。ぜひ検討していただき、ラッシュ時はちょっと向こう薄暗いので、事故があってからでは遅いと思いますので、よろしくお願いします。 では、最後の質問になりますが、市民駐車場の運営についてお伺いいたします。普天間にある市民駐車場は、米軍基地の一部を利用していると思いますが、どこが管理運営していますか。 ○呉屋等議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。普天間市民駐車場につきましては、米海兵隊普天間航空基地司令官より提供施設区域の一部の敷地利用を認めていただいており、同敷地の管理につきましては平成21年9月より市観光振興協会に管理していただいております。 ○呉屋等議長 宮城優議員。 ◆12番(宮城優議員) ありがとうございます。現在、従業員を配置して、24時間体制で営業が行われていると思いますが、自動精算機の導入が検討されていると聞いています。この自動精算機の導入の趣旨と目的は何ですか。 ○呉屋等議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。自動精算機の導入に関しましては、管理運営を行っております市観光振興協会より新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、24時間営業及び各種受渡しの自動化を行い、より安心安全な運営をしていきたいと設置の要望を受けております。新型コロナウイルス感染症の拡大防止については、各種事業やイベント、またどのような場面においても念頭に置いて対策を講じてきたものであり、市民駐車場の運営上、従業員が行っていた金銭の受渡しを感染拡大防止の観点から、機械化することについては本市としても理解ができるものでございます。 また、市民駐車場の運営については、本市からの補助金や負担金の支出は行っておらず、駐車場利用者からの利用料金で運営を行っているものであり、市民サービスの拡大のために行っている24時間営業の面においても、機械化することによって深夜に従業員を配置する必要がなくなるなど効率的に運営がなされるものと考え、自動精算機を導入することにより、人と人との接触機会の低減や効率的な運営につながるものと判断し、取組を進めております。
    呉屋等議長 宮城優議員。 ◆12番(宮城優議員) ありがとうございます。収益向上とかという名目になるのかなというふうに感じるのですが、この自動精算機が導入されることによって、現在雇用されている7人でしたか、その現在働いている従業員の雇用はどうなりますか。 ○呉屋等議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。市民駐車場の従業員の雇用契約は観光振興協会が行っているものでありますが、自動精算機設置の導入後も市民駐車場の安全管理を行っていく上で必要な業務はございます。現在のような24時間常駐にはならないと思いますが、必要に応じた雇用となるものと考えておりますので、観光振興協会とは調整しながら、市民駐車場の安全管理に努めてまいりたいと考えております。 ○呉屋等議長 宮城優議員。 ◆12番(宮城優議員) ありがとうございます。次の項目で安心安全面も聞こうかと思っていたのですが、この自動精算機を導入することによって、市民駐車場内、24時間ですよね。深夜は勤務しないというふうに私は聞こえたのですが、深夜の労働時間はないということでいいですか。 ○呉屋等議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。安全管理の面につきましては、既存で外灯と防犯カメラが設置されておりますが、広く駐車場内を見渡せるよう外灯及び防犯カメラの増設を検討しているところでございます。また、見回りなどの対策につきましては、自動精算機の設置までに観光振興協会と検討してまいりたいと考えております。 ○呉屋等議長 宮城優議員。 ◆12番(宮城優議員) ありがとうございます。ぜひ検討していただき、既存に雇われている従業員の方をそのまま移行して雇っていただきたいと思います。 あと、最近、バスに子供が置き去りとかという事件、事故が起こっているので、もう特に夜間の見回りというのは、人の目のほうが一番セーフティーだと思うので、見回り対策とかの徹底はしていただきたいと思います。 早いですが、ちょっといろいろごたごたさせてすみません。私の質問はこれで終わりたいと思います。ありがとうございます。 ○呉屋等議長 以上で12番 宮城優議員の質問を終わります。 以上をもちまして本日の全日程が終了いたしましたので、本日の会議を閉議いたします。なお、次の本会議は10月17日午前10時から会議を開きます。本日はこれにて散会いたします。御苦労さまでございました。(散会時刻 午後3時24分)...